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インドネシアにまた災難 韓国人被害はなし

インドネシアにまた災難 韓国人被害はなし

Posted March. 29, 2005 23:22,   

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28日午後11時9分頃(現地時間)、インドネシアのスマトラ島沖で、マグニチュード8.7の大地震が発生し、震源地から南方に最も近いニアス島の住民約2000人が死亡したと、外信が伝えた。

インドネシアのカラ副大統領は29日にラジオ番組に出演して、「今回の地震で、(ニアス島で)死亡した人は、1000人から2000人の間と推定される」と話した。さらに、「今回の地震でニアス島の住宅70%が破壊され、いまだに多くの人が崩壊した建物のがれきの下に埋まっているといいうる点から、犠牲者の規模をこのように推定した」とつけ加えた。

昨年末に南アジアを強打したマグニチュード9.0の地震と津波で、数十万人の死傷者が発生したタイ、スリランカ、インドなどのインド洋周辺国は、地震発生直後に津波警報を発令し、海岸低地帯の住民を避難させた。しかし今回は、大規模な津波は発生しなかった。

韓国外交通商部の趙重杓(チョ・ジュンピョ)在外国民領事担当大使は、「現在スマトラ島のバンダアチェ地域に派遣された地震救護要員5人と、メダン市に居住する海外同胞約100人には被害がなかったとの報告を受けた」と述べた。



spear@donga.com