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ライス長官「韓国系米国人、北朝鮮家族との再会を検討」

ライス長官「韓国系米国人、北朝鮮家族との再会を検討」

Posted March. 10, 2005 22:19,   

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近いうちに「コンディー(Condi・ライス米国務長官の愛称)外交」を現場で見ることができそうだ。バウチャー・米国務省報道官は9日、声明を通じて「ライス国務長官が14日から21日までの日程で、就任後初めて、アジア6ヵ国を訪問する」と発表した。

6ヵ国とはインド、パキスタン、アフガニスタン、日本、韓国、中国(訪問する順)だ。韓国は19、20日に訪問の予定。同報道官は「ライス長官が東アジア国家の関係者に会い、北朝鮮を説得する案を再検討するだろう」と伝えた。ライス長官は、南アジアでは、アフガニスタン再建に向けたインド・パキスタンとの協力策などについて協議する予定だ。

ライス長官は国務省が発表した直後、下院・歳出委員会に出席し、韓国系米国人が北朝鮮在住の離散家族に会えるようにする案を検討したいと述べた。長官は、米国と北朝鮮に離れて暮らしている離散家族の再会可能性に関するマーク・カーク(共和党・イリノイ州)議員の質問に、「その問題を(北朝鮮との対話で)議題に含ませる案は必ず検討する」と答えた。

カーク議員は「米国には約200万人の韓国系米国人が住んでおり、数千人が北朝鮮に離散家族をおいている」とし「パウエル前国務長官は、同離散家族を早期再結合させる案を進めると約束したが、再びその約束ができるのかどうかが知りたい」と質問した。

これについて、ライス長官は「現時点で(米国は)北朝鮮と厳しい関係にあり、やらなければならない懸案が非常に多い」とし「しかし、私は特定の人道主義的な憂慮を理解している」と話した。



權順澤 maypole@donga.com