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「携帯電話、小児ガンを誘発」 ロシア政府保健関係者が主張

「携帯電話、小児ガンを誘発」 ロシア政府保健関係者が主張

Posted February. 01, 2005 23:15,   

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携帯電話が小児ガンを誘発するとロシア政府の公共保健関係責任者が発表した。

ロシアの国家保健の総責任医であるケンナディ・オニシェンコ博士は1日、政府の機関紙であるロシスカヤ・カジェタを通じ、携帯電話がとりわけ子供の健康を脅かすという研究結果を公開した。

オニシェンコ博士は「ロシアの生薬研究所の研究によると、子供はたった2分間の携帯電話による通話でも、2時間にわたり生体の電気活動リズムが乱れることがわかった」と述べた。

博士は幼いときから携帯電話を使えば、20〜29歳に脳腫瘍になる確率が高いというハンガリーの学者たちの研究結果も紹介した。

オニシェンコ博士は「携帯電話は不眠症、記憶力の減退、血圧の上昇を誘発する」とし、健康に害がないというメーカーの主張を否定している。

また、人は携帯電話を首にさげたり、ポケットに入れたり、手にして歩くなど、身近に携帯しているため、有害性をさらに高めていると説明した。

さらに子供、妊婦、人工心臓拍動流を取り付けた運転者などは携帯電話の使用を控えるべきだと主張した。

ロシアは、携帯電話を生産するメーカーがないため、関連研究結果の発表は相対的に自由な方だ。



金起顯 kimkihy@donga.com