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首都圏・忠清道圏8地域、投機地域解除へ

首都圏・忠清道圏8地域、投機地域解除へ

Posted January. 26, 2005 22:59,   

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ソウル広津区(クァンジング)など、首都圏5地域と大田東区(テチョン・トング)など、忠清道圏3地域が、住宅投機地域から解除された。

住宅投機地域から解除されれば、住宅を売る際に譲渡所得税の賦課基準が実際取引価格から基準時価に低下し、売り手の税金負担が減ってくる。

政府は26日、ソウル中区明洞(チュング・ミョンドン)の銀行会館で不動産価格安定審議会(委員長  金光琳・キム・グァンリム 財政経済部次官)を開き、39住宅投機地域のうち8地域を解除することに決めた。

同日解除された地域は△ソウル広津区△仁川西区(インチョン・ソク)△京畿道光明市(キョンギト・クァンミョンシ)△ 城南市中院区(ソンナムシ・チュンウォング)△富川市(プチョンシ)△大田東区、中区(チュング)△忠清北道清州市(チュンチョンブクト・チョンジュシ)などだ。

これらの地域の住宅を売る人たちは、官報掲載日である31日から譲渡税を実際取引価格ではない国税庁の基準時価基準で支払うことになる。

住宅投機地域が解除されたのは、昨年8月と12月以来今回が3回目で、いまや31ヶ所のみが住宅投機地域として残ることになった。一方、不動産業界では政府が最近規制緩和策を打ち出したのは肯定的だが、「投機地域の解除」だけで冷え込んでいる住宅取引市場に息を吹き返すには今ひとつ物足りないものと見受けている。

実際に、昨年投機地域から解除されたソウル中浪区(チュンラング)、西大門区(ソデムング)、釜山北区(プサン・プクク)、 海雲臺区(ヘウンデク)、 大邱西区(テグ・ソグ)、中区(チュング)、 壽城区(スソング)、京畿道軍浦市(クンポシ)、儀旺市(イワンシ)、河南市(ハナムシ)、江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)の18ヶ所は、不動産市場にこれといった変化がなかった。

また、今年に入って取引税の賦課基準が時価標準額から基準時価に変わり、家を買う人の税金負担が大きく増えたのも問題だ。時価標準額は時価の30〜40%だが、基準時価は時価の70〜90%くらいだ。

不動産コンサルティング会社の高鍾完(コ・チョンワン)REメンバーズ所長は「買い手には何の恩恵もなく、解除地域も大部分外郭地域であるため、今すぐ取引の活性化を期待するのは無理だ。ただ、実需要層が比較的厚いソウル広津区や京畿道光明市、 富川市などではある程度の投資の呼び水になる見通しだ」と説明した。



金昌源 changkim@donga.com cij1999@donga.com