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盧大統領、副首相人事波紋で二人の首席解任へ

盧大統領、副首相人事波紋で二人の首席解任へ

Posted January. 10, 2005 22:41,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は10日、李基俊(イ・ギジュン)前副首相兼教育人的資源部長官の人事問題の責任を問い、検証と推薦業務を担当していた朴正圭(パク・ジョンギュ)大統領民情首席秘書官と鄭燦竜(チョン・チャンヨン)大統領人事首席秘書官の辞表を受理することにした。

しかし盧大統領は、金雨植(キム・ウシク)大統領秘書室長、金秉準(キム・ビョンジュン)大統領政策室長、文在寅(ムン・ジェイン)市民社会首席秘書官、李炳浣(イ・ビョンワン)広報首席秘書官ら残りの人事推薦会議の委員4人の辞表は受理しなかった。

盧大統領が、大統領府の人事推薦会議の議長である金室長をはじめ、人事推薦会議の委員6人が一括提出した辞表を選別処理することにしたのは、李海瓚(イ・ヘチャン)首相と金室長を軸にした国政運営の枠組みを維持するという意思の表われと見える。また、今年の国政運営方向で提示した「経済オールイン」「ニューデタント」の実用主義路線にも大きな変化がない見通しだ。

盧大統領は同日、首席秘書官・補佐官会議の席で、「重要な決定は全て私が下したので、参謀たちに責任を問うことでは、実に困り果てている」としながらも、「しかし政務職には政務的責任というのがあるだけに、該当部署の責任者である民情首席と人事首席の辞表の受理を検討する」と話した。

盧大統領はまた、「年始にはするべきことが多く、後任者の人選も準備できていない状態であるだけに、辞表の処理は時間を置いて行なう」と述べ、後任者の人選が行なわれ次第、朴、鄭両首席秘書官の辞表を正式に受理する方針であることを明らかにした。



金正勳 jnghn@donga.com