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盧大統領、「経済法案の早急な処理」促す

盧大統領、「経済法案の早急な処理」促す

Posted December. 30, 2004 23:14,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は30日、金元基(キム・ウォンギ)国会議長、崔鍾泳(チェ・ジョンヨン)最高裁判所長、李海瓚(イ・ヘチャン)首相、尹永哲(ユン・ヨンチョル)憲法裁判所長、柳志潭(ユ・ジダム)中央選挙管理委員長の夫妻を大統領府へ招待して昼食を共にした。

今年、大統領弾劾訴追事件と新行政首都建設特別法に対する違憲決定などによって微妙な関係だった盧大統領と尹所長は、昨年12月の送年晩餐会以後、1年ぶりに同席した。

尹所長は11月25日、盧大統領が南米歴訪直後三権のトップと与野党の代表らを大統領府へ招待して海外歴訪の結果を説明した時、招待の対象から外された。「当時、残念ではなかったか」という記者団の質問に対し、尹所長は「とんでもない」と控えめに答えた。

尹所長は、盧大統領と握手を交わしながら「海外歴訪をお祝いいたします」と簡単に挨拶し、盧大統領は「はい」と答えた。

出席者らは、盧大統領の海外歴訪と経済問題を話題に1時間半にわたって和気あいあいとした雰囲気の中で対話を交わした。弾劾事件や首都移転違憲決定問題は全く取り上げられなかったという。

この席で盧大統領は「みんな経済のことを話しているが、経済関連法案を国会が速やかに処理してほしい」と述べ、金議長は「与野党がそれなりに対話し討論しながら努力している」と答えた。金議長はさらに「改正された選挙法と政治資金法が今の政治現実とかけ離れているようだ。後援会制度がまともに運営されず、政治家が困難を強いられている」と述べた。

これに先だって、昼食会が始まる前の午前11時50分ごろ、大統領府の本館に到着した5部要人は、昼食会場の隣の待合室で約10分間、東南アジア地域の地震・津波による被害などについて話を交わした。続いて到着した盧大統領が金議長に「年末なのに休めなくて大変ですね」と挨拶すると、「片付けるべきことは片付けて、新年を迎える大統領が新しく出発できるようにします」と答えた。



金正勳 jnghn@donga.com