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軍検察、陸軍本部を捜索 軍創設以来初

Posted November. 23, 2004 22:58,   

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先月15日に行われた陸軍の将軍人事で不正があった、という内容の投書と関連し、国防部・検察団が陸軍本部への押収捜索を行った。軍検察当局が、陸軍本部への押収捜索を行ったのは軍創設以来初めて。

国防部によると、軍検察は投書が見つかった22日、軍事裁判所から捜索令状を取った後、捜査チームを忠清南道鶏竜台(チュンチョンナムド・ケリョンデ)に急派し、同午後、陸軍本部・人事関連部局へ捜索を行った。

軍検察は23日午前から押収した昇級審査関連の書類を綿密に取り調べているが、投書内容の一部が事実と確認された場合、昇級審査を担当した陸軍本部当局者らも呼んで取り調べる予定だ。国防部当局者は「投書の内容が事実であっても、将軍昇級人事を取り消す可能性はない」とし「しかし、人事担当将軍への懲戒措置は避けられないだろう」と述べた。

今回の人事不正疑惑は、22日にソウル竜山区(ヨンサング)の国防部付近にある軍用マンションの駐車場で投書が見つかる以前から大統領府が掴んでいたことが確認されている。すでに軍捜査機関は、尹光雄(ユン・グァンウン)国防部長官の指示によって、18日から陸軍本部への内偵捜査を行なっていたことが分かった。

軍の一部では、陸軍本部への押収捜索まで行われた状況を考慮し、最悪の場合、投書内容が事実かどうかを離れて、南在俊(ナム・ジェジュン)陸軍総長への問責や勇退の可能性も提起されている。



崔虎元 bestiger@donga.com