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国防部、海外派兵専従の常設部隊創設へ

Posted November. 21, 2004 22:39,   

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国防部は海外派兵活動に専従する常設部隊を創設する方針だ。

国防部の関係者は21日、「これまでは海外派兵が必要になると、その時々で関連部隊を組織してきたが、今後は国連の平和維持活動(PKO)を担当する『海外派兵常設部隊』を編成し、海外派兵が必要なときには同部隊をすぐに派遣する案を検討中だ」と明らかにした。

国防部が海外派兵常設部隊を編成しようとしているのは、現在韓国が「国連PKO常備体制(UN Stand-by Arrangements System)」に参加していることと関連がある。

PKO常備体制は、国連会員国がPKOのための兵力を運営しながら、国連の要請があれば合意された時間内に迅速に紛争地域に出動させる制度。現在78ヵ国が同制度に参加している。韓国は3段階で設定されているPKO常備体制のうち、最も低い第1段階に1995年から参加している。

国連に通報してある韓国軍のPKO活動可能兵力は、歩兵1個大隊(540人)、建設工兵1個中隊(130人)、医療支援団(70〜80人)などを含めた800人余りの規模。このため、海外派兵常設部隊はまずは800人余り規模になりそうだ。

国防部関係者は「常設部隊の創設は我が国の国力増大や国際的な地位と密接な関係がある。これを推進するため、海外派兵の手続きと組織などを整備した別途の法律を制定する方法を検討中だ」と加えた。



崔虎元 bestiger@donga.com