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新国務長官にライス氏が有力…対北政策さらに硬化か

新国務長官にライス氏が有力…対北政策さらに硬化か

Posted November. 16, 2004 23:11,   

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ブッシュ米大統領は16日午前(現地時間)、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)をパウエル国務長官の後任に指名する予定だと、米国の各マスコミが15日報道した。

パウエル長官の辞任に次いで、アーミテージ国務副長官とケリー国務次官補(東アジア担当)も辞任するとみられており、国務省首脳部が大幅に交代される見通しだ。

国務省のバウチャー報道官は15日、「アーミテージ副長官が辞表を出したかは確かでない」としながらも「パウエル長官とアーミテージ副長官は成功した『一つのチーム』だったので去就を共にすると思う」と述べた。

ブッシュ政権内で国務省の代表的な穏健派として知られている3人が退陣することで、ブッシュ政権2期目の北朝鮮政策はさらに硬化するだろう、との見方が強まっている。

ライス補佐官は、ブッシュ大統領の指名を経て上院の同意を得れば、クリントン政権下のオルブライト国務長官に次いで米史上二人目の女性国務長官になる。パウエル長官は後任者が上院の同意を得るまでに業務を続ける。



權順澤 maypole@donga.com