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ソ・ジャンフン、腰の痛みにも関わらずKCC戦を勝利へ

ソ・ジャンフン、腰の痛みにも関わらずKCC戦を勝利へ

Posted November. 15, 2004 23:12,   

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三星(サムスン)のソ・ジャンフン(30、207センチ、115キロ)は最近、腰部保護ベルトをつけて試合に出る。試合途中、ひまを見てはマッサージもしてもらう。慢性的な筋肉痛のためだ。背が高くて体重が重い上、もみ合いの多いセンターによく見られる疾病だ。

そうした彼が14日、KCC戦では腰部保護ベルトをつけずに出場した。歯を食いしばってプレーするという試合前の意気込み通り、彼はチーム最多の23得点をマークして、チームに85—82の勝利をもたらした。チーム5連敗の輪を断ち切った瞬間だった。試合直後、彼は「見えない敵と戦うのが大変だ」とし、それまで連敗のために相当苦しんだ心境を打ち明けた。

ソ・ジャンフンは15日現在、1試合当たり22.88得点(6位)、リバウンド9.63個(11位)をマークしている。昨シーズンの場合、平均得点は22.09点(5位)、リバウンドは8.6個(5位)だった。今年、外国人選手の水準が前年より全般的に伸びたのがソ・ジャンフンには負担になっている。

三星が連敗を続けている間に、韓国バスケットボール連盟(KBL)サイトの自由掲示板には、ソ・ジャンフンを非難する書き込みが後を絶たなかった。要は彼がもみ合いを嫌い、スピードが遅くてチームに役立たないということ。特に、ゴール下でのブレーを避けて、外郭へ出てよくシュートをするのが集中的な非難の的となった。「三星のアキレス腱はソ・ジャンフンだ(samora99)」、「最高センターの座を捨てて、3点シューターに変身した(marxlove)」などの非難が激しかった。

ソ・ジャンフンは、頻繁に3点シュートを試みることに対して、「選手がシュート・チャンスにシュートするのは当然なこと」と話した。アン・ジュンホ三星監督も最近、議論が広がるや、「相手チームに長身の選手が多い場合は、わざと外郭へ出てシュートするようにと注文をつけている」と説明した。

アン監督は、「ソ・ジャンフンはシーズン前に筋肉痛のため訓練量が足りなかった。そのため、シーズン序盤では他の選手と足並みが揃わず苦労した。しかし、試合を重ねるにつれ良くなっている」と話した。



李元洪 bluesky@donga.com