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売春取り締まり終了…相次ぐ「営業再開」宣言

売春取り締まり終了…相次ぐ「営業再開」宣言

Posted October. 22, 2004 00:02,   

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▲取り締まりの現状〓先月23日から一ヵ月間延べ人員7万1800人あまりを動員し、特別取り締まりを行ったところ、計1575件に4365人を性売買特別法の違反事犯で検挙した。

この中には、買春男性が2352人(54%)で一番多く、続いて売春業者849人(19%)、売買女性650人(15%)などの順となった。

買春男性は、職業別にはサラリーマン(41%)と自営業者(20%)、年齢別には30代(45%)と20代(31%)が多かった。

警察は、取り締まり過程で売春女性406人を被害者として認め、刑事処罰の対象から外した。性売買を強制した業者を通報した性売買の被害女性5人には、通報補償金を支払ったり、支給を検討したりしている。

▲相次ぐ「営業再開」宣言〓警察の特別取り締まり期間が切れたことを受け、取締りの緩和を見込んだ業者たちが相次いで営業再開を明らかにしている。

売春風俗店街の店主会である「ハント全国連合」の関係者は「警察がいくら取り締まりを強化するとしても、食っていくためには従来のやり方で営業する他ない。店主会議を経て、25日ころから営業を再開することで一致した」と説明した。

ソウル彌阿里(ミアリ)の売春風俗店街の店主会である「彌阿里浄化委員会」の関係者も「23日0時を過ぎるとすぐ、営業を再開するつもりだ。お客は受け入れなくても、抗議する意味から少なくとも店の明かりはつける」と述べた。

ソウル冠岳区奉天洞(クァンアクク・ポンチョンドン)で風俗店を営んでいるある店主は「特別取り締まり期間にも、警察力が売春街だけに集中され、『休憩ホテル』などの風俗店は営業し続けてきた。取り締まりに備え、内部施設を補強してから、営業を再開する店も多い」と話した。

▲警察の立場〓警察はこれからも、性売買に対する取り締まりの手を緩めない構えだ。

警察庁の李錦亨(イ・クムヒョン)女性青少年課長は22日「117緊急支援センターに一日平均10件あまりの通報が寄せられている。売春街などのある全国128警察署には、専従取り締まり班があり、各地方庁にも婦警起動捜査隊があるため、取り締まりに大きな困難はなさそうだ」と述べた。

実際、警察はソウルの彌阿里や鋻凉里(チョンリャンリ)など、売春店の密集している区域では、特別取り締まり期間と同じように厳しく取り締まる方針だ。

ソウル地方警察庁も、所属機動隊を派遣してこれらの警察署の不足な人材を支援する計画だ。



兪載東 needjung@donga.com jarrett@donga.com