
バラード歌手である李・シュヨン(25)が6集「ザカラーズオフマイライフ」を10日発売する。彼は1集「アイビリーブ」(1999年)から、昨年5集「ディスタイム」まで変わらぬ人気を博してきた。
李・シュヨンは今回の音盤に対し「音の幅を減らし、楽器の構成をシンプルにしたイージーリスニング系列のアルバム」だと説明した。
今回の音盤は1集のときから一緒に作業して「李・シュヨンならではのバラード」を作り上げた音楽プロデューサーのMGR(朴・ヨンチャン)のもとを離れ、新人の「シンプリーサンデー」などの音盤を作った李・ヨンギと手を組んで作った作品。新しい音盤は、これまでしばしば披露していたオーケストラの演奏を排除した。その代わりに、収録曲「あなたもそうなのかな」「花」のように、ギターやピアノなど、一つ二つの楽器を中心に編曲した歌で変化をもたせた。所属会社のイガ企画は、新しい音盤の発売前に行われる予約注文がヒット水準の20万枚にのぼるということを明らかにした。
タイトル曲の「フィリリー」は、オーケストラが動員された速いビットの勇壮な曲で、李・シュヨンの落ち着いたボーカルが中心をとる。「フィリリー」は、笛や風音を表す擬声語で、気持ちを伝える媒介だという意味。また、ディスコ風の「You Want Me」や、ボサノバリズムの「一人で浮かべる笑み」で音盤の多様性を加えた。
「感情は抑え、歌は発酵して熟成させました。これまで積み上げてきた実力を思う存分発揮しましたが、今ひとつだという思いもします。人を泣かせるためには自分から血の涙を流さなければならないといわれるでしょう。歌を聞いていれば、一曲ごとに「聞いてみたらいかがですか」と問う私があるでしょう。」
李・シュヨンは、今年1月日本進出を試み、6月日本でシングル1枚を発表した。これといった成果は得られなかったが、期待に値するという評価を受けた。韓国で6集活動が完了すれば、日本活動を再開する予定。
彼は「売れる音楽のみする歌手という言葉が一番耳に痛い。歌を聞けば聞くほど、聞かずにはいられなくなる音楽をするため、もがいてきた」と述べた。
金善宇 sublime@donga.com






