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コア・コンピタンス人材を集めろ…LGが超一流目指し新戦略

コア・コンピタンス人材を集めろ…LGが超一流目指し新戦略

Posted August. 26, 2004 22:10,   

「コア・コンピタンス人材の確保にトップLG達成の成否がかかっている。最高経営者(CEO)にまで『ヘッドハンター』役を務めてもらい、『年俸、国籍、形式』を問わず、国内と海外から人材を誘致しよう」

具本茂(ク・ポンム)会長をはじめLGグループの最高経営者(CEO)50人余りは、26日京畿道利川市(キョンギド・イチョンシ)のLG仁和(インファ)院で一堂に会し、「トップLG達成に向けた人材確保戦略」というテーマで「グローバルCEO戦略会議」を開き、「人材経営」方針を決めた。

このため、全系列会社のレベルを世界的な企業と競争できる「グローバル超一流企業」の実現を目指したLGグループの取り組みが本格化する見通しだ。

27日まで1泊2日で開かれる今回の合宿戦略会議は、具会長が今年6月に「事業の成功と未来の成長エンジン育成に向けた人材確保が最優先課題であり、CEOたちが先頭に立って人材確保戦略と実行策をまとめてほしい」と全系列会社に呼びかけたことを受けたもので、その後続措置を話し合うために開かれた。

LGグループは、1994年から毎年8月末から9月初めの間にグローバルCEO戦略会議を開き、グループ全体の事業方向を決めてきた。

今回の戦略会議でLGグループは、コア・コンピタンス人材と研究開発(R&D)人材を取り込むため、全役員の「ヘッドハンター化」を展開することにした。さらに、コア・コンピタンス人材は「年俸、国籍、形式」を破壊する「3破壊原則」を通じて積極的に採用することにした。

国内の優秀な人材を取り込むため、LG化学の盧岐鎬(ノ・ギホ)社長とLG電子の金双秀(キム・サンス)副会長、LGピリップスLCDの具本俊(ク・ポンジュン)副会長などは、国内大学のCEO講座に積極的に顔を出し、LGの長所と見込みなどを紹介することにした。

LG化学とLG電子は、海外の優秀人材を獲得するため、CEOと最高技術責任者(CTO)たちが、北米、中国、欧州などへ出張に出かける際に、海外人材の誘致活動も一緒に並行することにした。

LG化学は、海外の優秀大学のキャンパスツアーを半期別に定例化することを決めた。また、LG電子は、各研究開発担当役員が年間1、2人ずつ海外の有力人材を誘致する「役員目標誘致制」を動き出す一方、CEOが海外の現場で採用するかどうかを「ワンストップ」で決定できるようにした。



朴重鍱 sanjuck@donga.com