政府は11日、中国が小中高校の歴史教科書を改訂して高句麗史を歪曲する可能性があることから、教育人的資源部(教育部)に特別チームを設置し、対応することにした。また、具体的な歪曲の例が見つかった場合、外交チャンネルを通じて直ちに抗議して是正を要求することを決めた。
政府は同日、ソウル鍾路区三清洞(チョンノグ・サムチョンドン)の首相公邸で、李海瓚(イ・へチャン)首相主催で国際懸案政策調整会議を開き、このように意見の一致をみた。鄭順均(チョン・スンギュン)国政公報処長が伝えた。
李首相は、会議で△中国△わが国民△第3国に対する対策をそれぞれまとめることを指示。その上で、とくに「第3国にもわれわれの歴史をきちんと知ってもらう必要がある」と述べ、第3国の歴史教科書の資料を集めて韓国史がどう記述されているかを把握するよう指示した。
一方、潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官は同日、内外信記者との週例ブリーフィングを行い、中国の歴史教科書の改訂と関連し「歪曲された部分が含まれないように最大限の外交的な働きかけをしていく方針だ」と述べた。潘長官は、政界の一部から「間島(カンド)協約」(1909年中国と日本が韓国の頭越しで間島の領有権などに対し、一方的に結んだ条約)を争点化しようとする動きが出ているのに対し、「これは、複雑かつ敏感な問題であるだけに、より正確な歴史的な資料を収集し、考證を経て、専門家たちの研究結果を踏まえて慎重に取り組む考えだ」とも述べた。
潘長官はまた、中国の高句麗史歪曲に対抗してチベットの指導者であるダライ・ラマの訪韓を進める可能性を問う質問に、「ダライ・ラマの訪韓は、環境が整えば検討していくべき問題だ」とし「二つの事案は結び付けない方が望ましい」と述べた。
鄭用𨛗 夫亨權 yongari@donga.com bookum90@donga.com






