Go to contents

「韓国経済、今岐路に」 米メリルリンチ社が報告書

「韓国経済、今岐路に」 米メリルリンチ社が報告書

Posted August. 09, 2004 22:25,   

米国の金融会社メリルリンチが最近、韓国経済について「クレジットカードの危機などによって『岐路(cross roads)』に立っている」という内容の報告書を発表した。

メリルリンチのボンド首席エコノミストは、9日に発表した同報告書のなかで「最近の韓国経済は、1997年末の通貨危機以降、最もぜい弱な状況だ」とし、こうした見方を示した。同氏は「2002〜03年に韓国で発生したクレジットカード危機は、70年代の『オイルショック』や80年代の『ボルカーショック』(ポール・ボルカー米国連邦準備制度理事会議長が急激な利上げを行ったこと)よりも大きかった」と評した。

また「韓国経済は両極化する現象が激しくなり、最近の経済成長の恩恵は大手企業と輸出企業、技術業種、正規職労働者などに配分されただけで、他の分野は停滞したり委縮したりしている」と説明した。

同氏は両極化が深刻化していることについて、「構造的な問題であり、輸出回復を妨げ、内需を浮揚できなくしている」と付け加えた。ただし、消費は底を抜け出したとみられるものの△経済の両極化や△2000〜01年に個人向け融資が急増したこと——などにともなう後遺症で、回復傾向が弱まっていると指摘した。



宋眞洽 jinhup@donga.com