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アルカイダ、サウジで外国人50人を人質に

アルカイダ、サウジで外国人50人を人質に

Posted May. 30, 2004 22:40,   

サウジアラビア東部の石油都市ホバルで29日、国際テロ組織「アルカイダ」と関わりのある武装グループが、石油関連企業の事務所や外国人住居区を連続襲撃し、およそ10人を殺害した後、付近のホテルにいた外国人約50人を人質にとって立てこもったが、約25時間後の30日午前に逮捕された。

ロイター通信によると、アメリカ人と欧州の人など人質の大半が釈放され、犯人2人は現場で射殺されており、事件の主謀者など残りの武装勢力2人は逮捕された。サウジの治安部隊が、武装勢力が立てこもっていた外国人居住区に突入する際、何人が犠牲になったのかは確認されずにいる。

米CNNテレビが報じたところによると、警官制服姿の犯人4人は29日午前7時半、ホバルにあるアラブ石油投資会社と石油センターのビルを相次いで襲撃、銃撃を加え、アメリカ人と英国人など11人を殺害した。一部外信は、犠牲者を16、17人と伝えるなど、死亡数は正確に確認されていない。

武装勢力は、警察が出動すると1.6キロ離れたオアシス住居団地内のオアシスホテルに逃走し、ここで外国人およそ50人を人質にとって立てこもった。サウジ保安当局は30日午前8時半ごろ、特殊部隊を投入し、25時間後に犯人らを逮捕した。

アルカイダ傘下の「アルクッズ(エルサレム)旅団」を名乗る組織は同日、イスラム原理主義系のインターネット・サイトで「われわれムジャヒディン(イスラム聖戦士)は、イスラム教徒の富を奪う米国企業を攻撃した」と犯行声明を出した。

サウジ警察は、武装勢力が指名手配された犯人らであり、アルカイダとかかわりがあると伝えた。これに先んじ今月1日には、サウジ西部の石油都市ヤンブーで、武装勢力が多国籍建設企業「ABB」を襲撃し、外国人6人など7人が射殺されている。

バンダル駐米サウジ大使は「サウジの経済と安定を傷つける武装勢力の目標は成功しはしない」と主張した。サウジ石油省側は、今回の攻撃にもかかわらず、原油供給は何らの影響も受けないと明言した。



異鎭  leej@donga.com