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崔熙燮、10号目は「足」で放った

Posted May. 20, 2004 22:28,   

「ドンドン」と足音を立てながら1塁と2塁を回り、一目散に3塁まで突っ走った。そして、ホーム・プレートがすぐ目の前になるや、195cmに115kgの巨体は、土ぼこりを巻き上げながら滑り込んできた。そして「自分のが早かった」とアピールするように両腕を横に広げて審判の顔を見つめた。

「セーフ」。主審の判定が決まるや、彼の顔に初めて明るいほほ笑みが広がった。「ビック・チョイ」崔熙燮(チェ・ヒソプ、フロリダ・マーリンズ)が今シーズン10本目の本塁打を足で勝ち取った瞬間だった。

崔熙燮が20日、プロプレーヤー・スタジアムで行われたヒューストン・アストロズとのホーム試合で2回、ランニングホームランを記録した。1日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦以後19日15試合43打数(50打席)ぶりに味わった痛快な場内ホームランだった。マイナーリーグ時代の1999年、シングルAのヒューストン戦で初の場内ホームランを記録したことのある崔熙燮だが、大リーグでは初めての体験。今季大リーグ2本目のランニングホームランだ。

同日3打数1安打を記録した崔熙燮のシーズン打率は2割3分8厘。01年2本、昨年8本の本塁打を記録した崔熙燮は、ビッグリーグで初めて二桁の本塁打を放ち通算20号を達成して、バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)と本塁打ランキングでも堂々と肩を並べた。

最近は成績が振るわず7番にまで下がったが、前日に2塁打を打って復活を予告した崔熙燮は、同日、6番先発で出場。初打席を四球で出塁した後、4回2死1塁の場面で第2打席に立った。ボールカウント2ストライク3ボールから相手先発のティム・レディングの7球目、球速146kmの外角ツー・シーム・ファストボールに力強くバットを振った。打球は直線に伸びて中央フェンスの端に当たってフェンスの右側に転がった。相手の外野手が球を追いかけてまごついている間に、崔熙燮は100mを12秒で走破するスピードで疾風のようにダイヤモンドを回り、捕手のタッチを避けて片足を伸ばしたスライディングでホームに滑り込んだ。しかし、試合はフロリダが2—10で完敗した。

先発漏れとトレード説が取りざたされている朴賛浩(パク・チャンホ、テキサス・レンジャーズ)は、カンザスシティー・ロイヤルズとのホーム試合で先発登板し、シーズン3勝目に挑戦したが、持病の「本塁打病」に苦しめられて4敗目を喫した。6と3分の2イニングで、3本の本塁打を打たれるなど4安打4四球に3死球で5失点した。防御率は5.80。今季3試合で13本塁打を許してア・リーグ被本塁部門1位タイ。

モントリオール・エクスポスの金善宇(キム・ソンウ)もミルウォーキー・ブリュワーズとのホーム試合で3と3分の1イニングを投げ、被安打4の3四球3三振で4失点し、敗戦投手となった。2敗目(2勝)を記録して防御率は3.65。3回まで1安打無失点で好投した金善宇は、4回に入って突然の大雨で制球力が乱れ急激に崩れた。



金鍾錫  kjs0123@donga.com