ブッシュ米政権はイラク捕虜虐待の責任を回避しようとしている、と非難する声が広がっている。米ワシントンポスト紙は13日付の社説で「ブッシュ政権は、依然としてイラク捕虜虐待に関与した諸政策と関連し、議会と大衆を誤った方向に導こうとしている」とし「イラク捕虜らへの凄まじい虐待は、政府がどう対応しても、米国の外交政策に莫大な打撃を与えるだろう」と警告した。
米紙ニューヨークタイムズも同日付の社説で「政府と共和党は、人々の関心をアブグライブ捕虜収容所の収監者に対する拷問から、他のところに移すための方法を決めたもようだ」とし、「それは、民主党と各メディアが過敏な反応を見せていると非難し、残りの全ての責任をブッシュ大統領や同氏の政治チームから、遠くに離れた戦場の将校らに背負わせるもの」と指摘した。
米民主党大統領選挙候補に事実上確定したジョン・ケリー上院議員(マサチューセッツ州)も12日、イラク戦は「失敗」であり、ブッシュ政権の失敗と無能を終わらせるためには、内閣改造と新しい政策が必要とされるとし、ブッシュ大統領を激しく非難した。一方、ラムズフェルド米国防長官は12日、イラクで米軍が捕虜を尋問する際に使った諸手法は、国際条約に沿ったものと主張した。
米CBSテレビによると、ラムズフェルド長官は同日、上院歳出委員会に出席し、イラク人への虐待問題に関連して、イラク駐留米軍に許された睡眠かく乱などの尋問手法は、国防総省の弁護士らが承認しており、戦時捕虜や被拘束者の人道的取り扱いを定めたジュネーブ条約に沿ったものだと確認した。また同長官は、これがジュネーブ条約違反との指摘について、国家間の戦争ではなく、世界的な対テロ戦で捕えられ収監されている者には適用されないと主張した。
金正眼 credo@donga.com






