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崔導術被告、弾劾審判証言を拒否

Posted April. 20, 2004 22:39,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領弾劾審判事件と関連して、証人に選定された崔導術(チェ・ドスル、前大統領府総務秘書官)被告が、20日に開かれた同事件に関する第4回公開弁論に証人として出席したが、証言を全面拒否した。

崔被告は法廷で、「これまで検察や特検、裁判所で十分に供述した。関連記録に内容がすべて出ている」とし、「憲法裁判所で証言することが、現在刑事裁判中の事件に影響を及ぼし得ると判断し、すべての証言を拒否する」と話した。

同事件を担当する憲法裁全員裁判所(尹永哲裁判長)は、「包括的な証言拒否は受け入れることができない」とし、崔被告に証言するように要求したが、崔被告が証言を拒否し続けたため、証人尋問を中断した。

憲法裁は、崔被告の証言拒否に正当な理由があるかどうかを判断し、適切な制裁措置を取ることを明らかにした。

同日裁判に証人としてともに出席した安熙正(アン・ヒジョン)被告は、国会訴追委員側がチャンスチョン債務返済過程と、ロッテショッピング、泰光(テグァン)実業などから違法政治資金を受け取った経緯を追及したが、「チャンスチョンは、98年以降私が経営を主導し、違法政治資金授受の過程に盧大統領が介入した事実はない」と主張した。

憲法裁は22日、裁判官全体評議を開いて、同日の証人訊問の内容と崔被告の証言拒否に対する制裁レベルなど、今後の裁判進行手続きについて全般的な意見を取り交わす方針だ。一方、訴追委員側は、同日の弾劾事由のなかで、経済破綻事由と関連して、主要経済団体が保有した経済指標を提出し、近く側近不正と関連した検察内定捜査記録に対する証拠調査申請を追加提出する予定だ。



李相錄 myzodan@donga.com