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老後の幸せ、丈夫な関節が基本

Posted April. 11, 2004 22:47,   

保健社会研究院が02年12月に発表した「01年国民健康及び栄養調査」によると、関節炎患者は人口1000人当たり315人で、発病及び有病率1位を記録した。

関節炎は約100種類あると言われている。このうち、80%以上が退行性関節炎だ。骨間にある関節の軟骨が磨耗したり、損傷して発生する。「緩衝装置」がなくなった骨がこすれる時、炎症や痛みを伴う。

▲耐えられない痛み〓代表的な症状は痛み。それも慢性的な痛みだ。たとえ、関節はうまく回らないとしても、痛みがなければ、退行性関節炎ではない。

退行性関節炎は膝、臀部の関節、脊椎、指先などでよく発生する。特に、体重を支える膝や臀部の関節に異常が発生すると、その痛みのため歩くこともできなくなる。夕方や深夜、その痛みはさらにひどくなる。ひどい痛みのため、寝れない人もかなり多い。

病院に行けば、消炎鎮痛剤を処方してくれる。炎症反応を抑制し、痛みを緩和する効果がある。しかし、完治は不可能だ。損傷の速度を遅らせたり、止める程度にとどまっている。

最近は胃が痛くならないなど、薬の副作用をなくし、服用回数も毎日2回から1回に減らした薬がたくさん使われている。MSDやファイザー、べーリンガーインゲルハイなどでこのような薬を出している。ケペンテック、トラスト、ケトトップなど、皮膚塗布剤も直接関節を刺激し効果が良い。しかし、一般湿布剤は皮膚を刺激し、一時的に痛みを軽減するだけで長期的な効果はない。

初期退行性関節炎患者が薬に適応できない場合、ステロイドやヒアルロン酸などの注射を関節に直接注射する。しかし、効果については論争が続いている。

手術は最後の方法。膝と臀部の関節は人工関節に変える。最近、他の組織から取った軟骨を移植する手術も多く試みられている。

▲運動で直そう〓関節と筋肉のための運動をするのが最善の予防策であり、治療法でもある。人間の体は2週間以上動かないと筋肉が弱くなり、骨の密度も落ちてくる。

後ろ向きに歩くことが一番良いと言われている。足の前方が先に地面に着くため、膝にあたえる衝撃が小さい。膝関節の温度を高め、痛みを減らすという研究結果もある。普段、前方に偏っている足首と靭帯の筋肉をバランスよく発達させてくれることもメリットのひとつだ。歩く前の5〜10分のストレッチングは必須。でこぼこのある険しい道よりは、平地が良い。

水の中で関節はほとんど衝撃を受けない。そのため、水中運動も効果がある。体操や水泳でなくても、水の中で速く歩くだけで関節炎には非常によい効果をもたらす。

運動は毎週3回以上、毎回20〜40分が適当だ。また、関節が最も軟らかくなると言われる朝から昼にかけた時間帯が良い。階段の昇り降りや登山、重いもの持ち上げることなどは関節に衝撃を与えるため避けたほうがよい。

肥満は退行性関節炎の主な原因のひとつだ。高齢化→運動量減少→基礎代謝率減少→肥満→関節炎につながる。食べてはいけない食べ物はないが、酒とたばこは禁物だ。

体重が増加すると、膝にかかる圧力は4〜7倍増える。体重が5キロ増えたとすると、平地を歩く時は20キロ、階段の上り下りには35キロの圧力が追加で膝に加えられる。 姿勢も頻繁に変えたほうがいい。うずくまった時は立っている時より3〜8倍の体重が膝にかかっている。なるべく床よりは椅子に座ったほうがいい。

(アドバイス〓大韓整形外科学会印柱哲会長、ソウル大病院整形外科キム・ヒジュン教授)



金相勳 corekim@donga.com