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現役議員、政治資金で2重の帳簿を使用

Posted March. 29, 2004 22:36,   

現役の議員が選挙管理委員会に報告した会計帳簿とは別に、2重の帳簿を使用していたことが選管によって摘発された。

中央選挙管理委員会(柳志潭委員長)は29日「ソウルに選挙区を持つ無所属のP議員の2000〜2003年の会計帳簿を分析した結果、後援会からの寄付金と使用明細に関してウソの報告をしていた事実をつかみ、検察に告発した」と明らかにした。

現役の議員が政治資金と関連し、2重の帳簿を使用して摘発されたのは今回が初めて。選管によると、P議員と夫人は従来、選挙法上1万5000ウォン相当の物品についてのみ認められていた祝儀や香料に関する法規定を違反していたことが明らかになった。また、2人はこの3年間、選挙区住民たちの誕生日におよそ3300万ウォン相当の花を贈り、支持を訴えたほか、1998年に山岳会を組織して以来、最近の3年間で貸し切りバスの料金、飲食物提供費用などの経費として2784万ウォンを支援した。

これについてP議員は「山岳会は、どの地区党にもある親睦団体で、私的な組織ではなく、祝儀や香料も妻が個人的に支援したものだ」と主張した。一方、P議員はこの日、第17代総選挙への出馬放棄とハンナラ党への復党を宣言した。



朴民赫 mhpark@donga.com