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李承鎏、「ホームラン王」としてのメンツを立てた初の「本塁打」

李承鎏、「ホームラン王」としてのメンツを立てた初の「本塁打」

Posted March. 23, 2004 23:08,   

「アジアのホームラン王」李承鎏(イ・スンヨプ、28、千葉ロッテマリンズ)がオープン戦三振王の汚名を残したが、最後の試合でホームのファンのための初の本塁打を打った。

23日、千葉マリーン球場で開かれたヤクルト・スワローズとのホーム試合。5回1塁手で先発出場した李承鎏は、2回に初打者に出て相手先発の石堂を相手に中央垣根を越す先制1点本塁打を打ち上げた。飛距離は125mの大型本塁打。

李承鎏は4回にはファーボールを得て、立川の本塁打のときにはホームを踏んでおり、5回にはセンターフライ、7回には三振で退いた後、8回守備のときに交代した。

これで、李承鎏はオープン戦通算打率2割2分2厘に3本塁打7打点7得点をマークして、「国民打者」の期待には及ばない成績を残した。なおかつ16三振を奪い、パシフィックリーグ1位。両大リーグを全体としては、阪神タイガースの17歳スーパー新人鳥谷(17個)に続き、二番目だ。

しかし、李承鎏は10安打のうち、3本塁打に2塁打と3塁打それぞれ1球を打ち、変わらぬ長打力を誇示した。

これに比べて、李承鎏の1塁ライバルの福浦は同日、決勝本塁打を放ったのをはじめ、規定打席を満たしたロッテ選手の中では最も高い打率である2割5分5厘に3本塁打14打点をマーク、比較的優位を守った。14打点はオープン戦の打点共同2位にあたる成績。

ロッテは李承鎏と福浦をはじめ4人のホームランで6−3で勝利、オープン戦7勝7敗で5割勝率に合わせた。



張桓壽 zangpabo@donga.com