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サッカーW杯韓国代表選手、体力はいいが精神力が問題

サッカーW杯韓国代表選手、体力はいいが精神力が問題

Posted March. 23, 2004 23:07,   

「体力は世界トップ。しかし精神力が問題だ」

ワールドカップ(W杯)サッカー代表チームは先月11日、ソウルオリンピック公園内の国民体力センターで体力テストを行った。2006ドイツW杯予選を控え、選手採用の資料にするためだった。

23日大韓サッカー協会が同体力テストの資料とウンベルト・コエリョ監督を初めとしたコーチングスタッフらの分析を総合した結果、意外な結論が出た。「韓国サッカーは体力は落ちるが、これを精神力で補う」というのがこれまでの説。しかし、実際W杯代表選手らの体力は世界トップレベルのドイツ、イングランド、スペイン並みであることが分かった。

体力テスト結果、各選手の平均最大酸素摂取量は65〜70mL/min、kg(体重1kg当り1分間の酸素摂取量)。これはマラソン選手が平均80、バルセロナ五輪のマラソン金メダリストの黃永祚(ファン・ヨンジョ、現体育振興公団監督)が現役時代83で最も高かったことを考えてみれば、非常に高い水準だ。

ポジション別にはMFらが70を若干上回り、ストライカーとDFが60〜65であることからMFらが一番多く走ることが分かる。

また無酸素運動能力(ウィングゲート・テスト)は平均16〜17Watt/kg(1分間体重1kg当り仕事の量)であることが分かった。これは激しい運動として知られているバスケットボール(12)やハンドボール(13)よりもはるかに高い数値だ。

「プロサッカー選手のポジション別体力特性研究」という論文を発表した金ヨンクォン運動生理学博士は「代表チームの体力テスト結果通りなら、イングランドやスペインの体力を上回る。特に無酸素運動能力はこれまで韓国で13を超える選手は見たことがない。平均が16ならものすごい数値だ」と述べた。

瞬発力テストの手を腰に置いてジャンプするサージャント・ジャンプは鉠秉局(チョ・ビョングク、水原三星)が50cmで最高。鉠はDFでありながら攻撃に加わってヘディングシュートをよく成功させたが、そのジャンプの秘密が今回明らかになった。

問題は精神力。特に2002W杯でプレーした選手や欧州で活動する選手より新たに合流した選手らが著しく闘志に欠けているというのがW杯代表チームコーチングスタッフの結論だ。代表チームのフィジカル・トレーナーのアウグストコーチ(56)は「去年ベトナムとオマーンに負けたのがその代表的な例だ」とし、「2006W杯最終予選を控えて代表チームのトレーニングをするうえで最も重視すべきところがまさに精神力強化だ」と指摘した。

同調査結果コエリョ監督が最高だと見ている選手は柳相鐵(ユ・サンチョル、33、横浜F.マリノス)。彼は上体筋力テスト(ベンチプレス、40kg)で44(平均30)を最高に記録し、疲れを知らない体力を持っているうえ、ストライカー、MF、DFなど全てのポジションを消化するマルチプレーヤー。コエリョ監督はベトナム、オマーン戦での最も大きな敗因が精神的リーダーの柳の欠場にあると思うほどだ。



梁鍾久 yjongk@donga.com