中国の公務員が、韓国の公務員より高い順法意識と資本主義的な考え方を持っていることが調査により分かった。行政学者である高麗(コリョ)大学の金ヨンピョン(60)教授と関東(クァンドン)大学の鄭仁和(チョン・インファ)教授(51)は、韓国と中国の公務員を対象に2年間にわたり調査した結果をまとめ、『儒教文化の2つの姿』(アヨン出版部)という研究書を発表した。
調査対象は、韓国の20、30代と40代以上の公務員それぞれ200人に、中国の20、30代公務員200人など約600人。「われわれの社会では法律を守れば守るほど損をする」との質問に対し、韓国の20、30代公務員の43.6%、40代以上公務員の45%が「本当にそう思う」または「概してそう思う」と回答した。
しかし、中国の20、30代公務員の回答は、両回答を合計しても計2.7%に過ぎなかった。「われわれの社会では、法律よりは力の方が効果がある」との項目でも、韓国の20、30代の35.9%、40代以上の28%が「本当にそう思う」または「概してそう思う」と回答したのに対し、中国の20、30代は18.1%だけが肯定している。
金教授はこの結果について「法律自体が民主的かどうかを離れて、中国では順法意識が定着したとの事実を示すもの」と評した。「すべての財産の相続」について「当然だ」と回答した割合も、韓国の20、30代が20.9%、40代以上が14.1%であるのに対し、中国の20、30代は40.6%にのぼった。
「さらに多くの給料をくれる職場があっても、今まで勤めてきた職場で、なるべく最後まで勤めたい」との項目では、韓国の20、30代の52.7%、40代以上の76%が肯定的に回答したのに比べて、中国の20、30代の場合13.7%だけが肯定的に回答し、中国で資本主義的な意識が広がっていることを示唆した。
金教授は「儒教的な官僚支配で象徴されるアジア的な価値が、韓国と中国でどれだけ共通しているのかを調べるための調査だったが、予想外の結果に研究者らも驚いた」と話した。
金炯瓚 khc@donga.com






