韓国のザイトゥン(アラブ語でオリーブとの意)が派兵されるイラク・キルクーク地域で、クルト族とトルクメン族の種族対立が物理的衝突につながり、治安の不安定な状況が続いている。
AFP通信は4日、数十人のクルト族がキルクークのイラク・トルクメン戦線(ITF)事務所に乱入し、事務道具を壊すなど乱暴を働いたと報じた。ITF事務所に対する攻撃は、先月29日に続いて2度目。
ITFのスポークスマン、トゥルキフ・ラシャード氏は「約50人のクルト族が乱入し、窓と事務道具を壊した」とし「クルト民主党(KDP)とクルト愛国同盟(PUK)のうち、どこの仕業なのかは分からない」と話した。これについて、PUK側は「トルクメンが先月28日、街に出て、空中に向かって銃を乱射するなどキルクークの安定をむしろ阻害している」と反論した。
今回の事件は、トルクメン族が、今後制定されるイラク憲法に、少数民族である自分らの利害を反映するためストライキを行ったことと関連、クルト族が抗議したもの見られる。キルクーク当局は、種族間の対立が広がっているのを受けて、先月29日から夜間の通行禁止時間を夜10時半から午後6時へと、4時間半を繰り上げており、許可を受けていない屋外集会を全面禁止した。
しかし、外信が伝えたところによると、クルート、トルクメン、アラブ族はそれぞれがキルクーク住民の半分以上を占めていると主張し、主導権をめぐる争いを繰り広げており、いつでも大規模な衝突が発生し得る状態にあるという。
李浩甲 gdt@donga.com






