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IOC、金雲龍副会長の資格を一時停止

Posted January. 24, 2004 23:38,   

国際オリンピック委員会(IOC)が個人の不正で検察の取り調べを受けている金雲龍(キム・ウンヨン)IOC副会長に対して資格停止措置を下した。

IOCは24日、声明を発表し「IOC理事会は金副会長に対する韓国検察の捜査とIOC倫理委員会の取調べが終わるまでIOC委員としてのすべての権利と特典、職務を暫定的に停止することにした」と明らかにした。

IOCは検察の捜査結果によって8月12日、グリースのアテネで行われる総会で金副会長の永久除名を進める可能性もある。

金副会長は2002ソルトレークシティー冬季五輪招致と関連した収賄スキャンダルに関わったことで厳重警告を受けており、2001年IOC会長選挙前には過度な公約で口頭警告を受けている。

一方、金副会長は同日、自分のニューヨーク事務室弁護士を通じて「確定判決が下されるまでは『無罪推定の原則』が守られるべきだ。IOCの今回の決定は厳しすぎる」と反発した。

公金流用などの疑いで逮捕状が出された金副会長は、高血圧と目眩を訴えて13日から延世(ヨンセ)大学の新村(シンチョン)セブランス病院心臓血管センターに入院中だ。



金相洙 ssoo@donga.com