最高検察庁中央捜査部(安大熙検事長)は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が李基明(イ・ギミョン)元後援会長所有の京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)の土地を売買する方法で、長寿泉(チャンスチョン)の債務を返済する計画を側近の安熙正(アン・ヒジョン・拘束)容疑者と長年の後援者である昌信(チャンシン)繊維会長の姜錦遠(カン・グムウォン・拘束)容疑者から報告を受けたことを確認したと、29日明らかにした。
検察は、盧大統領が友人であるソン・ボンスル前長寿川代表の慶尚南道金海市(キョンサンナムド・キムヘシ)チンヨン雑居ビル競売過程でこうむった損失を埋め合わせるため、昨年8月民主党釜山(プサン)選挙対策委員会に保管してきた地方選挙の残金2億5000万ウォンをソン容疑者に渡すよう、元大統領総務秘書官の崔導術(チェ・トスル)被告に指示したことを確認した。
また、盧大統領が昨年11月9日、ソウルRホテルでサン&ムーングループ会長の文丙旭(ムン・ビョンウク・拘束)容疑者と元大統領国政状況室長の李光宰(イ・クァンジェ)容疑者、高校の同門であるK銀行の金支店長などと一緒に朝食会を行った直後、文容疑者が李容疑者に1億ウォンを手渡したと伝えた。
文容疑者は昨年12月7日には、慶尚南道金海市の観光ホテルで当時民主党の大統領選挙候補だった盧大統領と挨拶を交わし、隣に座っていた当時盧候補の随行チーム長だった呂澤壽(ヨ・テクス)大統領第1付属室行政官に、現金3000万ウォンをショッピングバックの中に入れて手渡したと、検察は明らかにした。
サン&ムーングループの減税請託ロビーと関連し、検察は盧大統領を指しているのかは断定できないが、「盧」という文字が国税庁のサン&ムーン関連報告書に書いてあることがわかったと、明らかにした。
検察はこのような内容の大統領側近不正疑惑の捜査結果を29日発表した。
しかし、検察の関係者は盧大統領への調査の必要性については「大統領の職務遂行は続けられるべきであり、関連者の調査だけでも真相が十分把握できるため『今は』取り調べないのが望ましいと判断した」と述べた。
検察は、李容疑者と姜容疑者の取引を土地売買の形式を借りた政治資金の無償貸し出しと見なし、19億ウォンを貸した姜容疑者を政治資金法違反の疑いなどで起訴した。しかし、李容疑者は龍仁の土地売買の過程で名前だけを貸したことを考慮し、立件しなかった。
また、ソン容疑者に金を渡した崔容疑者にも横領などの容疑を追加起訴した。検察によると、崔被告は選挙対策委員会の保管金2億5000万ウォンのほかにも、大統領選の残金2億9500万ウォンを横領し、大統領選前に企業と個人など、42人から不法な政治資金3億3700万ウォンを受けとった容疑。検察は、崔容疑者が大統領選以降にもカン・ピョンチュン(株)ネクセン会長と李永魯(イ・ヨンノ)氏などを介して、釜山地域の実業家10人から2億9650万ウォンを受け取ったと、明らかにした。
崔被告はさらに、秘書官に在職していたときにも小切手で4700万ウォンを受け取った形跡があり、資金を追跡していると検察は述べた。
検察は、ソン容疑者が崔容疑者から受け取った5億ウォンと安容疑者が提供した7億9000万ウォンなど、12億9000万ウォン相当の犯罪収益を得たものと見て、ソン容疑者を在宅起訴した。
安容疑者の場合、昨年11〜12月姜容疑者とサン&ムーングループなど、43ヶ所から1000万〜2億ウォンずつ計18億4000万ウォンの不法な大統領選資金を受け取った疑いで、拘束・起訴された。検察は、安容疑者が今年3〜8月に姜容疑者の甥名義の口座に4回にわたり、6億ウォンを入金した事実を確認し、この金が大統領選挙前後に授受した不法資金であるかどうかを調べている。
検察は姜容疑者が、昨年11月19日と12月6日、安容疑者から10億ウォンを受け取ったことを確認し、同資金が龍仁の土地売買による損失の穴埋めをするためのものかどうかも調査している。しかし、安容疑者は姜容疑者に10億ウォンを渡したのは、自分で決めたことであり、事前や事後に盧大統領に報告した事実はないと主張していると、検察は明らかにした。
これによって、盧大統領の側近が授受した不法資金の規模は安容疑者が24億4000万ウォン、崔被告が16億8550万ウォン、李光宰容疑者が500万ウォン、辛相佑(シン・サンウ)元国会副議長と呂容疑者が合わせて5000万ウォンを受け取るなど、合計41億8050万ウォンにのぼる。さらに龍仁の土地売買過程で姜容疑者が無償貸し付けした19億ウォンを含むと60億8050万ウォンに達する。
丁偉用 李相錄 viyonz@donga.com myzodan@donga.com






