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「南極点まで、あと751キロ…」

Posted December. 22, 2003 23:20,   


「南極点まで、あと751キロ」。東亜(トンア)日報が後援する南極点遠征隊が、南極点に向かって力強い行進を続けている。朴英碩隊長(パック・ヨンソック、40、東国大山岳部OB、ゴールドウィンコリア)が率いる南極点遠征隊は22日現在、南緯83度16分、西経80度01分の地点に達した。

23日間にわたって総383.7キロを歩き、南極点までは直線距離で751キロが残っている。遠征隊は先月30日、南極大陸海岸のハーキュリース(南緯79度59分、西経80度06分)を出発した。

しかし、1日約16.68キロのスピードで歩き、当初計画していた1日22キロは実現できずにいる。これは、絶えず吹きつける秒速30メトル以上の強風(ブリザード)のため。風の中には、親指ほどの大きさの石ころまで混ざっている。それに「白視現象(ホワイトアウト)」まで加わり、遠征隊の進路を妨げている。ホワイトアウトは、極地の雪原で、一面の雪の乱反射のために天地の区別や方向・距離などの感覚が失われる現象。こうした状況では、足もとも見ることができず、隊員らの装備を載せたソリとともに転んでしまうのが茶飯事だ。

カン・チョルウォン隊員(35)は、ホワイトアウトの中で、1日50回以上も転んだりした。遠征隊は、ホワイトアウトのために、貴重な3日をテントの中で過ごさなければならなかった。隊員らの体調も決して良くない。朴英碩隊長は足の裏の痛みで、生まれて初めてパスを貼っており、李ヒョンジョ隊員(31)は右足の骨折で苦労している。また、隊員5人全員が、上下の唇に寒さのためにできた傷あとがあり、食べ物の摂取にも苦労している。

幸い南極は現在夏であるため、平均気温が摂氏氷点下20度以下に下がらずにいる。それにもかかわらず、強風による体感温度は氷点下40度以下。来年1月25日に予定された南極点への到達は、無難に達成できるものとみられる。内陸に入るほど風が強くなり、出発するとき130キロ以上だったソリが軽くなり、スピードがあがっている。

朴英碩隊長は「今年初めの北極点への遠征時より、はるかに状況が良く、到達の予定日を繰り上げることができそうだ」とし「東亜ドットコム(donga.com)で、数多くのファンらから届いたメッセージを読む度、大きく励まされている」と話した。



田昶  jeon@donga.com