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ブッシュ大統領、「台湾の独立投票に反対」

ブッシュ大統領、「台湾の独立投票に反対」

Posted December. 10, 2003 23:32,   

「両国は、広範な領域における共同利益を確認した」

中国の温家宝首相は9日(現地時間)、米ワシントンでブッシュ大統領と会談した後、記者会見でこのように明らかにし、「会談の成果は大変大きい」と評価した。

ブッシュ大統領から台湾の国民投票に反対するという最高レベルの言及を引き出したうえ、北朝鮮核問題解決に向けた中国の役割についても好意的な評価を得たからだ。その代わりに、温首相は両国の貿易摩擦に前向きな姿勢を示し、ブッシュ大統領を満足させた。

一方、人民日報の姉妹紙環球時報は、最近中国と台湾の緊張が高まったことから、米国が台湾海峡にハワイの第7艦隊所属の情報収集艦など約20隻の情報艦を配置して、中国と台湾の軍事動向に対する監視活動を強化していると伝えた。

▲台湾問題に対する米国の「戦略的曖昧性」放棄〓ブッシュ大統領は、「米国は『一つの中国』政策を堅持している」とし、「(中国であれ台湾であれ)一方が台湾の現状を変えようとする試みに反対する」と明らかにした。

さらに、「最近、台湾の指導者らが現状を変えようとして不安を生み出しているが、米国はこれに反対する」と強調した。

ブッシュ大統領のこのような立場表明は、会談前日のホワイトハウスの会見で、「台湾が来年3月に中国のミサイル撤去を求める国民投票を実施することを望まない」と言及したことで、すでに予告されたものだった。

ワシントンポスト紙などの米マスコミは、ブッシュ大統領の発言について、「米国が数年間、中国台湾問題に対して取ってきた『戦略的曖昧性』を放棄した」と分析した。

米国はこれまで、「一つの中国」の原則を明らかにしながらも、台湾との軍事交流を強化するなど、曖昧な態度を取ってきた。

しかし最近の台湾独立の動きと関連して、中国・台湾の葛藤が高まり、ややもすると米国が巻き込まれる状況になるや、台湾海峡の安定に向けた明確な政策を明らかにせざるを得なくなったという分析だ。

▲通商問題は妥協〓「私は貿易戦争をしに来たのではない。両国の貿易問題は、戦略的な眼目で解決しなければならない」

温首相は、ブッシュ大統領との会談前日の8日、米銀行家協会主催の講演でこのように強調した。

最近中国産の一部の繊維製品に対する緊急輸入制限措置(セーフガード)とカラーテレビに対する反ダンピング関税の賦課などで生じた貿易摩擦を、報復よりは妥協で解決すると言うことを意味している。

温首相はさらに、ブッシュ大統領との会談で、「中国は、貿易逆調と人民元の為替システム及び知的財産権保護などに対する米国の関心を承知している」とし、相手を配慮する立場を取った。

温首相は、今年に入って10月までに500億ドル近い対米黒字を出している状況を是正するため、中国の呉儀副首相とエバンズ米商務長官を代表とする「米中高官級通商協議会」を創設して、来年春に第1回会議を開くことを提案した。



yshwang@donga.com