最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は2日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の後援者であり釜山(プサン)チャンシン繊維会長の姜錦遠(カン・グムウォン)容疑者に対し、特定経済犯罪加重処罰法(特加法)上の背任と特加法上租税脱税の容疑で逮捕状を請求した。
姜容疑者には、99年から02年にわたって、会社資金50億ウォン(約5億円)を着服して虚偽の会計処理を行い、法人税13億5000万ウォンを脱税した容疑がもたれている。
姜容疑者はとくに、昨年、会社から着服した13億ウォンのうち一部を、盧大統領の後援会長だった李基明(イ・ギミョン)氏所有の京畿道竜仁(キョンギド・ヨンイン)クソン邑チョンドク里の林野およそ2万坪を購入するのに使用していたことが分かった。
李氏は、竜仁の土地を売却して、盧大統領が運営していたミネラルウォーター会社「センスチョン」の借金を返済し、盧大統領の実兄、健平(ゴンピョン)氏が所有している慶尚南道金海市(キョンサンナムド・キムヘシ)シンヨン邑ヨレ里の土地などに対する仮差押さえを解除させたものとされる。
検察は、姜容疑者が竜仁の土地を購入するのに使われた金が、△純粋な不動産投資資金であるのかどうか△チャンスチョンの債務を返済するための事実上の違法政治資金であるのかどうか、などについて取り調べた後、政治資金であることが確認された場合、姜容疑者に追加の刑事処罰措置を取る方針だ。
検察は、また「昨年11、12月に、ミネラルウォーター会社『長寿泉(チャンスチョン)』のソン・ボンスル代表に、4回にわたって9億5000万ウォンを貸した後、9億3000万ウォンを返してもらった」という、姜容疑者の主張について、信ぴょう性に欠けているとの見方を示した。
これについて検察は、ソン氏の銀行口座に現れた数億ウォン台にのぼる巨額の出処を隠ぺいするため、姜容疑者とソン氏が事前に「口裏あわせをしていた」とみて、巨額の出処について取り調べている。検察当局者は「姜容疑者が随時供述をひるがえし、一部資料を操作したこん跡まで確認され、身柄を安定的に確保した後、側近の不正を取り調べたい」と付け加えた。
検察は2日午前、ソン氏を再召喚し、盧大統領のもう一人の側近である元大統領総務秘書官の崔導術(チェ・ドスル)容疑者から受け取った「財閥SKグループからの秘密資金」2億3000万ウォンの使途と、本人の銀行口座に振り込まれたカネの正確な出処などについて集中的に取り調べており、姜容疑者を同席させたうえでの尋問も行ったものとされる。
丁偉用 viyonz@donga.com






