民主党とヨルリン・ウリ党の不法大統領選挙資金をめぐる攻防が日増しに激化している。
民主党の不法大統領選挙資金糾明特別委員会が9日、昨年の大統領選挙当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)陣営の選挙資金疑惑についてさらなる攻勢に乗り出すと、ウリ党は「単純な事務的ミスを取り上げて政略的な攻勢を繰り広げている」と反論した。
▲選対委職員の「後援金寄付」疑惑〓民主党・不法大統領選挙資金糾明委の崔明憲(チェ・ミョンホン)委員長は、選挙当時、党選対委・李相洙(イ・サンス)総務本部長の下で仕事をしていた選対委財政局職員・安(アン)氏名義で1億6000万ウォンが寄付されていることを取り上げ、カネの出所について疑惑を提起した。
崔委員長は、とくにこの領収書が選挙後の今年1、2月に発行されたことを指摘し、「何か言えない事情があるはずだ」と主張した。選挙期間中にあらゆるところからカネをかき集め、後で「帳尻を合わせる」形で会計粉飾をしたのではないかというものだ。
これに対して、ウリ党の李ファヨン党創立企画チーム長は報道資料を配り「安氏がカネを拠出したのではなく、6000万ウォン分に対して、民主党・ソウル市支部後援会の女性事務員が任意で書き込んだに過ぎない話で、ソウル市支部側でも『知らない』と言っている」と釈明した。
▲企業の後援金、組織的に募金した疑惑〓崔委員長は「林采正(イム・チェジョン)議員が昨年12月2日、本人名義で仁川(インチョン)市支部後援会に1億ウォンを寄付しており、12月24日にはソウル市支部に2000万ウォンを寄付した領収書を見つけた」とし、「このカネが林議員のカネなのか、名義だけを林議員にして処理したものなのかを明らかにすべきだ」と迫った。
崔委員長は、一部の領収書原本や名簿に千正培(チョン・ジョンベ)及び李相洙議員の補佐官の名前が記入されていることと関連し、「どうして新党議員の補佐官の名前が一緒に記入されているのか、彼らは募金過程でどういう役割を担ったのか答えるべきだ」と要求した。
ウリ党側は「林議員が紹介した法人から1億ウォンの後援金を受領して、領収書の余白に紹介者である林議員の名前をメモしたもので、2000万ウォンは林議員が個人後援金として寄付したものだ」と釈明した。李相洙、千正培両議員の補佐官の名前が記入されている6億4000万ウォン相当の領収書については「後援者を紹介した補佐官の名前を領収書に記しただけのことだ」として疑惑を一蹴した。
▲支部党への「非公式支援金」?〓崔委員長は「当時、盧候補の最側近たちが寄付金募金対象者リストをもって企業や個人を相手に直接募金活動をしていたという情報が党に寄せられている。また各支部党に配られた選挙資金の秘密資金規模が相当な規模だろうと推定される」と主張した。
このほかにも「李相洙議員が済州(チェジュ)道支部に選挙後に渡した定額領収書原本654枚には寄付者と住所などが記入されていなかったが、何を根拠に会計報告をしたのか疑問だ」とも述べた。
鄭用𨛗 李承憲 yongari@donga.com ddr@donga.com





