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「格調ある浮気」観客と通じた 映画「スキャンダル」の成功要因

「格調ある浮気」観客と通じた 映画「スキャンダル」の成功要因

Posted October. 14, 2003 23:28,   

「観客と通じた」。

2日に封切りされた『スキャンダル−朝鮮男女相酇之詞』が11日までに全国観客200万人を突破して、2週間連続ボックスオフィス1位を記録した。オンライン前売りサイトでも60%以上の高いシェアで長期興行を予告している。『スキャンダル…』の興行ポイントをかいつまんでみよう。

▲どこまで?〓12日までにこの映画の観客数の累計はソウル=83万、全国=219万人で、上半期の最高興行作『殺人の思い出』(全国138万人)を81万人もリードしている。

映画館街の反応も多様だ。住宅街に近い盆唐(プンダン)CGVヤタブとオリ店の場合、異例に平日朝10時帯の早朝映画が売り切れる現象が現れている。CGV東部地域を担当するクォン・ドンヨプ部長は「この時間帯の観客は40、50代の女性たちが多い」と語った。

サイダスのチャ・スンジェ代表は「何よりも映画の高い完成度が観客を集めているようだ。300万、400万人の興行は可能な映画」と述べた。

弱点もある。『殺人の思い出』は観客数で封切りして2週間後にも持続的な上昇傾向を見せたが、『スキャンダル…』は上半期の興行2位だった『同じ年の人に課外授業』のように下降曲線を描いているという点だ。『友達(チング)』など500万人以上を記録した映画が20、30代はもちろん、40、50代の男性観客まで動員した反面、『スキャンダル…』は女性の選好度がより強いというのが弱点だ。

▲どうして通じるのか?〓まず、ジャンル分析の観点で見れば、『スキャンダル…』は韓国観客が伝統的に好むだコメディー、メロ、エロのジャンルが絶妙にフュージョンされているという評価だ。映画評論家のシム・ヨンソプは「『スキャンダル…』をエロの観点で見れば、『桑(ポン)』類の土俗エロではない、『士大夫エロ』として分類することができる。こうした高級な包装が『スキャンダル…』を選択する時、観客たちが抱きがちな心理的負担を減らしてくれている」と語った。映画が面白いうえに胸がじんとして、いやらしいながらも高級だという。

第二に、「ペ・ヨンジュン効果」。彼が持っている青春スターのイメージが史劇はテレビで見るという固定観念を壊した。彼のテレビドラマに魅かれた20代、30代ファンがこの映画を先を争って選んでいるという分析だ。『スキャンダル…』はペ・ヨンジュンの映画デビュー作だ。

第三に、性に対する開放的な社会的雰囲気も『スキャンダル…』の「婦人方の勢い」に支えられている。この作品のコンセプトは「朝鮮時代の妖婦とプレーボーイの貞節女崩し」だ。映画評論家のチョン・チャンイルは「『スキャンダル…』の主題は実は大衆の幅広い支持を受けるようなものではない」とし、「この作品の興行には『シングルズ』や『浮気をした家族』を容認する社会的心理が働いた」と語った。

この他に△李美淑の冷たい官能とプレーボーイ、ペ・ヨンジュンとの演技アンサンブル△李在容(イ・ゼヨン)監督の纎細で安定したビジュアル△現代的な話術を取り入れたシナリオの力△李ビョンウの音楽と20億ウォンが投入された高品格美術も興行の要因となっている。

『スキャンダル…』が、17日に封切りされる『黄山伐(ファンサンボル)』を無事にのりこえて、長期興行が可能かどうかが関心事だ。



金甲植 dunanworld@donga.com