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金総書記に身辺異変説…動静報道が1ヵ月途絶える

金総書記に身辺異変説…動静報道が1ヵ月途絶える

Posted October. 09, 2003 23:03,   

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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に関する動静報道が1ヵ月間途絶え、北朝鮮上層部に「異変」が起きているかもしれないという観測が提起されていると、北朝鮮の公式報道をモニタリングしているラジオプレス(RP)が9日明らかにした。

金総書記は、先月9日、北朝鮮政権樹立55周年記念日(9・9節)の閲兵式に参加して以来、公式の席上に姿を現わしていない。

ラジオプレスは、金総書記が今年初めにも50日間公式の席上に姿を現さないという前例があり、動静報道が途絶えたことが異例のことではないものの、「上層部異変説」を裏づける他の情況が少なくないと伝えた。

今月初めに金総書記の招請で北朝鮮を訪問したロシア沿海州のダリキン知事が、金総書記に会うことができず、先月中国の呉邦国・全国人民代表大会常務委員長の訪朝が北朝鮮側の要請で突然延期されたことなどがその情況だという。日本経済新聞は、金総書記の妻・高英姫(コ・ヨンヒ、50)が交通事故で重態だという一部報道も、異変説を裏づけると分析した。

ラジオプレス関係者は、「金総書記本人や周辺人物の身辺に何か思わしくないことが起きた可能性がある」とした。しかし政府統一部当局者は、9日、ロシアのイタルタス通信が呉常務委員長の「20日訪朝」を報じ、△沿海州知事も表現は「金正日総書記の招請」だが、実際に金総書記に会うための招請かどうか明らかでなかったと「異変説」を一蹴した。



朴元在 金昇鍊 parkwj@donga.com srkim@donga.com