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収穫の季節だが…冷害に赤潮に、秋夕雰囲気は失踪

収穫の季節だが…冷害に赤潮に、秋夕雰囲気は失踪

Posted September. 03, 2003 23:35,   

▲傷心の農心〓全羅北道南原(チョルラブクト・ナムウォン)、淳昌(スンチャン)、茂朱(ムジュ)、長水(チャンス)、鎮安(チンアン)一帯の山間地域では、収穫を控えていた約4000haの早生種の稲穂が開かなかったり、実りが悪かったりして冷害が深刻な状態だ。南原市の四町村の農民約1500人は3日、政府が冷害地域を災難地域として宣告することを求めて、およそ500坪の畑をトラクターで鋤き返し、デモ行進をした。

3日、全羅南道羅州市金川面古洞里(チョルラナムド・ナジュシ・クムチョンミョン・コドンリ)の野原。連日の雨と異常低温でトビイロウンカ、イモチ病などの病虫害が広まり、防災に乗り出した農民は汗水を流している。暑い秋の日差しを浴びながら黄金の波がうねるのを待っていた例年とはまったく状況が違っている。

この村のナ・ギジュ(45)さんは、「コブノメイガが急速に広まって稲葉が白く変色し、収穫量が30%ほど減りそうだ」としながら、「病害虫が広まっても、雨のために適時に農薬をかけられず、被害が大きい」とため息をついた。

梨の主産地である金川面シンガ村の住民は地団駄を踏んでいる。梨に黒い斑点ができる「ナシ黒星病」が広まって品質が大きく落ち、秋夕(チュソク、旧盆)に出荷することが困難になったからだ。

およそ1万3000坪規模の梨の農場を運営している李ソンジン(53)さんは、「開花期の4、5月に大雨が降り、黒星病が発生した約6000坪は収穫を放棄した」としながら、「昨年は台風15号ルサによる落果で1億ウォン近くの損害を受けたが、今年も赤字なのは明らかだ」と語った。

慶尚南道(キョンサンナムド)側が最近調査した結果、10ha(300坪)当たり着果の数が甘柿は昨年より498個少ない8673個、りんごは1122個少ない7696個、梨は194個少ない7166個だった。

唐辛子、ゴマなどの作物も葉が枯れてしまう疫病と炭疽病に悩まされた。唐辛子は全羅道(チョンラド)地域全体の栽培面積1万9739haのうち7394haが被害に見舞われ、忠清南道(チュンチョンナムド)地域では平年より20%ほど収穫量が減少するものと予想されている。

▲苦心の海〓「赤潮が数日遅れたら、出荷できたのに・・・」

1日に赤潮に荒らされた全羅南道莞島郡薪智面(ワンドグン・シンジミョン)ネドンリの養殖場。李チョンウ(35)さんは、「1日で1.5kg以上のヒラメ20万匹が白い腹を見せて死に、近くの田畑に埋めた」と述べた。この村で養殖場を運営する7戸全てが22日からアワビ100万個、ヒラメとハタ80万匹の被害を出し、村の雰囲気は打ち沈んでいる。

全羅南道は2日現在、麗水(ヨス)、莞島で160万9000匹が赤潮の被害を受けるなど道全体で魚類485万4000匹とアワビ300万個の被害を出し、被害額が128億ウォンにのぼるものと推算される。

赤潮警報が下された慶尚南道統営(トンヨン)と南海(ナムヘ)などでも魚類の被害が続出している。

先月26日、統営市山陽邑昆里(サンヤンシ・コンリ)海域で今年に入って初めて、ハタやタイなど養殖魚類約12万匹の被害があって以来、3日現在まで統営と南海では約100万匹の被害があった。

水産当局と漁民は先月14日から南海岸一帯で8万1000トンの黄土をかけるなど防災に乗り出しているが、有害性赤潮生物の密度が非常に高いため被害が広まっている。