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「国民の力」のデモ隊、保守陣営関係者に暴力行使

「国民の力」のデモ隊、保守陣営関係者に暴力行使

Posted August. 31, 2003 23:41,   

「盧武鉉(ノ・ムヒョン)を愛する集まり(ノサモ)」の会員を中心に組織された市民団体「国民の力」の会員らがデモを行う途中、通り掛った保守人士に押し寄せて暴力を加え、傷を負わせて物議をかもしている。またこの過程で身の上に危機を感じたある保守人士がガス銃の空砲弾を発射する事態まで発生した。

先月30日の昼12時10分頃、映画俳優の明桂男(ミョン・ゲナム)氏ら「国民の力」の会員50人余りが、ソウル中区太平路(チュング・テピョンロ)朝鮮(チョソン)日報社の前で朝鮮日報の論調に抗議するデモを行っていたところ、昼食に出てきた趙甲済(チョ・ガプジェ、58)月刊朝鮮社長や徐貞甲(ソ・ジョンガプ、63)陸海空海兵隊大領連合会長ら一行4人と出くわした。

彼ら会員らは、「検察が大したことでもない問題で金大中(キム・デジュン)前大統領の息子を捜査した」という盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の発言を風刺した8月29日付の朝鮮日報漫評について抗議デモを行っていた。

会員らは趙社長を見つけると、彼を取り囲んで趙社長の個人ホームページに掲載された文について「露骨に軍事クーデターを扇動している」と謝罪を求めた。趙社長は、8月24日、自分のホームページに「国家と憲法、自由を守るための最後の手段として反逆独裁政権に対して国民は抵抗権を行使できる」と書いている。

警察によると、この過程でデモ隊に追い込まれた徐会長が身の危険を感じて空中に向かってガス銃の空砲弾を発射したという。徐会長は、31日、「デモ隊が急に飛びかかってきて胸ぐらをつかむなど、悪口とともにピケットと棒で数回暴行を加え、行き止まりに追い込んだためガス銃を発射した。このほど、北側が声明を通じて保守勢力に対する 『こらしめ』を示唆したため、安全上の理由でガス銃を携帯していた」と述べた。

徐会長の銃は、5月7日、瑞草(ソチョ)警察署で所持許可を受けており、空中に向けて発射したため問題にならないと、警察は発表している。

「国民の力」のイム・チァンギ幹事は、「ピケットはスタイロフォームで作られているため、これを使った暴行はありえない。ガス銃を奪う過程で小競り合いはあったが、胸ぐらをつかんだことはない」と主張した。徐会長は右肩と腕の靭帯が伸びて、指のところをけがするなど、全治3週間の負傷を負った。

南大門(ナムデムン)警察署の辛明基(シン・ギミョン)刑事課長は、「デモ隊が50人を越えているため、誰が暴力行為に加わったのか正確に明らかにすることは難しいが、一応暴力行為があったものとみて取り調べている」と述べた。



cij1999@donga.com