25日午前、京畿道議政府市虎院洞(キョンギド・ウィジョンブシ・ホウォンドン)にある統一安国寺(トンイルアングクサ)の児童社会福祉施設のソンジェドンジャウォン。
宿舎だった仮設ビルはつい最近の火事で焼失し、その前に臨時に立てられた大型テントは連日の雨に濡れて、今にも崩れ落ちそうに見える。
そのテントの中では保護者のいない69人の子供たちがあわただしく動いている。
この日、新学期を迎え、あちこちに散らばっている本の中から、自分の本を見つけ出すのに一騒動し、2つのお手洗いの前にも長い列ができた。
4月には、まだ彼らも夢にあふれていた。寄宿舎を新築して、宿舎を既存の仮設ビルから移す計画でいたのだ。子供たちは寄宿舎の工事が始まると、うんざりさせられるプレハブ建築から出られるという期待に胸躍らせていた。だが、5月にはスポンサーが3分の1にも満たないほど急減し、工事はおろか毎日の食事を心配しなければならないほどの、最悪の情況となった。
「泣き面に蜂」という言葉のように、21日男子生徒用の仮設ビルで漏電による火事が起き、その日からテント生活が始まった。ソンジェドンジャウォンの運営者であるジサン和尚は、「雨の中で子供たちは寝るところもなく、債務は毎月増えていくばかりだ」とため息をついた。
このような不況の長期化で、少年少女家長をはじめ、保育園などの福祉施設と貧困家庭の児童、無依託老人、体の不自由な人など、不幸な隣人に寄せられる関心が大幅に減ってきている。一部の団体は、「国際通貨基金(IMF)の時でさえ、会員が増えたことを考えれば、前例のないことだ」と口を揃えて言う。
代表的な社会福祉団体として、不幸な隣人とスポンサーの縁結びをする韓国福祉財団によると、今年に入って7月末までで後援金を中断したスポンサーは約9000人。7月末までの後援中断ケースだけでも昨年の30%を上回った。
これで、同財団のスポンサーは7月末現在、昨年9万674人より3242人(3.6%)減った8万7432人と集計された。スポンサーの減少は統計上では97年以来初めてのことである。
大韓社会福祉会も情況は同じだ。新規会員が昨年の70%水準にとどまり、後援金を下げるとした既存の会員が相次いで出ている。
このため、これらの団体は不幸な隣人に対する固定支援だけで賄っている。チェ・ナクチャン企画室長は、「障害児童の治療費、未婚の母親の養育費など追加支援は夢にも考えらない状況だ」と嘆いた。
この他にも、韓国児童保護財団のホルト児童福祉会ブルマットなど、代表的な社会福祉団体も、スポンサーの急減で困難に瀕している。
ソウル市の金チョンギ社会福祉政策チーム長は、「知られていない社会福祉施設の経営難はさらに深刻だ」とし、「ソウル市だけでも現在およそ120カ所の未申告社会福祉施設があるものと把握している」と述べた。






