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ア・リーグが逆転勝ち 「真夏の古典」が閉幕

ア・リーグが逆転勝ち 「真夏の古典」が閉幕

Posted July. 16, 2003 21:57,   

最高のスターが織り成す最高の名勝負だった。

16日、米シカゴUSセルラー・フィールドで開かれた2003米大リーグ・オールスター戦。アメリカンリーグ(ア・リーグ)はダイナミックな打撃戦を繰り広げて、ナショナルリーグ(ナ・リーグ)に7—6の劇的な逆転勝ちをおさめ、1997年からの連勝記録を6(1引き分けをはさむ)に伸ばした。

今年のオールスター戦は、「投手不在」で延長11回7—7の引き分けで試合を終えた昨年のオールスター戦とは大違いだった。正規リーグに劣らぬほど、選手たちは熱心に投げ、打ち、そして走った。オールスター戦で勝利したリーグは、ワールドシリーズの1、2、6、7回戦をホーム球場で行えるというインセンティブが初めて適用されたため。

同日のハイライトは8回裏。4—6で引き離されていたア・リーグは、ギャレット・アンダーソン(アナハイム・エンゼルス)の安打とベロン・ウェルズの左中間を破るツーベースで1点差に詰め寄った。その後、2死2塁の場面で、トロイ・グラウス(アナハイム)に代わって打席に立ったハンク・ブラロック(テキサス・レンジャーズ)はエリック・ガニエー(LAドジャース)の5球目を痛打、右中間に飛び込む逆転2点ホームランを放った。オールスター戦初打席で打ったホームラン。

前日のホームランレースで1位になったアンダーソンは、同日、ホームラン1本を含む4打数3安打2打点で最優秀選手(MVP)に選ばれた。スーパースターのレニー・ラミレス(ボストン・レッドソックス)の負傷で代理出場したアンダーソンには生涯最高の二重の喜び。

同日の試合は、逆転につぐ逆転で、手に汗握る好ゲームだった。ア・リーグは3回、カルロス・デルガード(トロント・ブルージェイズ)が2死2塁の場面から左翼タイムリーヒットを打って先制点を挙げた。

しかし、ナ・リーグは5回、リーチ・サクソン(ミルウォーキー・ブリュワーズ)のツーランホームランなど集中5安打で5点を獲得、5—1で試合を逆転させた。ア・リーグは、6回アンダーソンの2点ホームランで3—5に追い付き、7回には両チームがソロホームランを1本ずつ放った。

同日のオールスター戦は、ホームラン5本を含む20安打(ア・リーグ9本、ナ・リーグ11本)が飛び交った。「真夏の古典(Midsummer Classic)」というニックネームにふさわしく、爽快で素晴らしい名勝負だった。



田昶 jeon@donga.com