北朝鮮の核脅威を糾弾する内容の国連安全保障理事会の議長声明採択を進めていた米国の計画が、2日、中国とロシアの反対で実現しなかった。
この日国連本部で、国連安保理常任理事国5カ国の代表が参加したなか非公式で開かれた会議で、ロシアのガディロフ次席大使は「(北朝鮮の核問題解決に向けた)外交的努力が多角的に進められている今、安保理で(北朝鮮を非難する)声明を議論するのに適切なタイミングではない」とし、米国側の提案を拒否した。
ロシア側を支持した国連の張義山・次席大使は、会議の後「北京で開かれた米朝中3者協議が、北朝鮮核問題のこう着状態を解消する良いスタートだったということで意見が一致しているだけに、これを引き続き推進するのが自然だ」と強調した。
米国側の提案に対して、英国とフランスは賛成の立場を示した。米国が提案した議長声明の草案は「北朝鮮は、検証可能で不可逆的な方法で、核開発計画を即時かつ完ぺきに廃止しなければならない」という内容を盛り込んでいる。
これと関連し、北朝鮮が3者協議のメンバーである北朝鮮、米国、中国に韓国を含ませる4者協議を米国側に提案したと、3日付の朝日新聞がワシントン発で報じた。
米国を訪問している中国の王毅外務次官(アジア担当)がアーミテージ米国務副長官に、このような内容の北朝鮮側の提案を伝えたが、米国側は韓国と日本の両国が加わる5者協議の立場を固守し、拒否したという。
一方、ブッシュ米大統領は2日、ロシアのプーチン大統領との電話会談で、北朝鮮とイランが核開発を放棄するよう、外交的な影響力を行使していることに対して謝意を表明し、北朝鮮核問題の解決に向けた6者協議を打診したものとされる。
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