「ソフトウェア(SW)強国がハードウェア(HW)強国に会えば?」
世界両大の発展途上国で、それぞれSWとHW分野の強国を名乗るインドと中国が手を取り合う可能性が大きくなってきた。チベットを中国領土と認める代わりに経済的実利を選んだインドの新外交戦略がもたらした変化だ。
情報技術(IT)分野の先進国入りを狙っている韓国経済としては緊張せざるを得ないことでもある。
▲インド「先進国排除で協力を」〓インドの首脳としては10年ぶりに中国を訪問して和解外交を繰り広げているバジパイ首相が26日、上海浦東の国際会議センターで開かれた「IT分野協力会議」で、「両国は競争するよりお互いに力を合しなければならない時だ」と強調したと、中国マスコミが27日、一様に主要記事で報じた。
バジパイ首相は、「中国のHWとインドのSWが力を合わせれば先進国らの介入を遮断して原価競争力を活かすことができる」と話した。首相はさらに踏み込んで「過去オリンピックでSW開発契約を取った先進国の企業らがインド企業に下請けをしてきたが、今回の2008年北京オリンピックでは両国が協力することができる」と強調した。
▲強力な両国のIT競争力〓中国は昨年、IT分野の売上げと輸出高がそれぞれ1兆4000億人民元(約20兆円)、920億ドル(約11兆円)に達するHW生産大国だ。低廉な労動力に南部広東省を中心とした世界最高水準の生産集積化に成功し、毎年20%以上の高成長を謳歌している。「中国のIBM」と呼ばれるコンピューター企業の「連想」は米シリコンバレーでも技術力を認められたほどだ。
インドも、米経済専門誌のフォーチュンが選定した世界500大企業のうち185社がインドからSWを購買するくらい、この分野の強国だ。28万人の低賃金の熟練人材がインドSW産業の強みと言える。
▲チベット譲歩がもたらした協力ムード〓ビザパイ首相が北京で、「チベットは中国の地だ」と言明した後、両国の経済協力ムードは上海で最高潮に走っている。上海にインド企業連合会議の事務所が開設されたことから中国市場開拓への足場が設けられたうえ、2005年まで両国の貿易規模を100億ドルに伸ばすという共同宣言も発表された。
この日、中国紙の上海デイリー3面に載せられたインド産業連盟の全面広告は、「両国の企業家たちが貿易投資分野でシナジーを作り出そう」と訴えていた。
朴來正 ecopark@donga.com






