金融通貨委員会は、今年下半期からは景気が上向くだろうと見込み、コール金利の目標を現行の4.0%水準で凍結することを決めた。
韓国銀行(韓銀)の朴昇(パク・スン)総裁は、12日の記者懇談会で「投資と消費の低迷で景気が落ち込んでいることは事実だが、先月のコール金利の引き下げと4兆ウォンの補正予算が効力を発揮する下半期には次第に回復するだろう」として、コール金利を凍結した背景を説明した。
朴総裁は「カード債の流通収益率が下落し、投資信託会社の受信が増加に転じるなど、金融市場の不安感も少しずつ解消されつつある」と診断した。
しかし、国内の景気は輸出の増加にもかかわらず、内需不振が拡大していることから、より悪化しつつあり、5月も内需関連指標が低調で、産業生産が伸び悩んだと韓銀は分析した。
韓銀はただ、下半期に先月のコール金利の目標を引き下げた措置と補正予算の効果が顕在化し、米国経済の緩やかな回復などで、海外経済環境も改善に向かい、景気が次第に好転するものと期待されるという見解を明らかにした。
昨年12月以降、5ヵ月連続の赤字を記録した経常収支も、5月には小幅の黒字に転じたものと韓銀は推定した。
5月の物価は農産物価格の下落や石油類価格の値下げなどによって、前月に比べて価格の上昇スピードが鈍化しており、これまで過熱気味だった住宅市場も政府が強力な住宅価格安定策を打ち出して以来、安定した動きを見せていると分析した。
一方、 朴総裁は同日 、韓銀創立53周年の記念式で「中央銀行として物価の安定に取り組むものの、成長も一緒に考慮することによって広義の経済安定を図っていく前向きな姿勢で政策を運用すべきだ」と強調した。朴総裁は、また「これから金利政策は物価安定を疎外しない範囲で、景気の過度な落ち込みを防ぎ、雇用の安定が維持できるように弾力的に運用する考えだ」という意向を明らかにした。
林奎振 mhjh22@donga.com






