豪州の日刊紙「オーストラリアン」が22日付で報じたところによると、米国防総省は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核兵器用プルトニウムを抽出するために、使用済み核燃料棒を再処理する場合に備えて、寧辺(ニョンビョン)の核施設を精密に爆撃する具体的な計画を立てているという。
同紙は、豪州の首都キャンべラの消息筋の話としてこのように報じ、「米国防総省のこうした計画は、北朝鮮が使用済み核燃料棒を再処理する場合、今年10月までに6つの核兵器を製造できるプルトニウムを抽出できるとの評価に基づいたもの」と伝えた。
また同紙は、「この計画には、韓国との境界地帯の山岳地域に密集している北朝鮮の重砲隊への爆撃も含まれている」と伝えた。
オーストラリアン紙は「国防総省のタカ派は、精密な爆撃に抗して北朝鮮の敗北が明らかな全面戦争を起こさないと信じている。米国は、空爆を行う際、北朝鮮に金正日(キム・ジョンイル)政権ではなく、核兵器施設を破壊するためのものだと通告するだろう」と報じた。
同紙は「ブッシュ政府は北朝鮮への侵攻の意思がないと明言してきたが、国防総省が立てた局所空爆(surgical strike)計画は、侵攻という単語に含まれない概念だ」とした。
しかし同紙は、ブッシュ政府がタカ派の観点を受け入れるかどうかについては、決定を下していないとつけ加えた。
豪州のダウナー外相も同日、ABCラジオの番組に出演し、「米国防総省が北朝鮮に対して取り得るあらゆる措置と関連し、非常計画を立てていることは疑う余地がない」との考えを示した。
ダウナー外相は「非常計画を打ち立てることは軍部がすべきこと」としたうえで、「しかし、米政府の戦略は、外交的解決策が成功できるように支えるもの」と話した。
また「いかなる場合であれ、外交の前線で少しでも進展があるかぎり、米国が空爆を行ったりはしないだろう」とつけ加えた。
洪銀澤 euntack@donga.com






