徐東九(ソ・トング)KBS新任社長が、任命されて9日目の2日、電撃的に辞表を提出した。KBSは「徐社長が同日午前、任命権者の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に辞意を表明した後、会社に辞表を提出した」と明らかにした。
徐社長は、社長人選をめぐって政界で外部からの圧力説が提起され、KBSの労働組合と市民団体から退陣要求を受けてきた。KBS労組は徐社長が任命された先月25日から、徐社長の出社を阻止するデモを繰り広げてきた。
盧大統領は徐社長の辞退と関連し、同日午前国会の国政演説の末尾で「徐氏に(KBS社長を)『あなたに引き受けてもらいたい』と話したことがあり、これが間接的にKBS取締役会に伝わったのだろうと思う」とし、「(社長の人選に)に介入したことがないと言っていたのに、今日の辞表提出をみるとまるで嘘をついたようなので面食らってはいるが、取締役会が推薦した人を再三拒否するよりは、そうした方がかえってよかったと思う」と話した。
盧大統領はまた、徐氏の内定説に対する労組と市民団体の反発に対しても「労組の意見を尊重してほしいと話しており、この旨もKBSの一部の取締役に伝わっただろう」と語った。
大統領府はこれまで、KBS社長の任命と関連し、まったく介入しなかったと主張してきたため、盧大統領のこのような発言は、現政権の「信頼度」に打撃を与えた。
一方、KBS取締役会のある取締役は「社長の選任と関連し、具体的なメッセージがなかったのに、大統領がなぜそのような話をしたのか疑問だ。徐社長の辞表を大統領が受理するかどうかが不明であるため、正確な状況が把握され次第、懇談会を開いて今後の対策を議論する」と話している。
盧大統領は、同日午後、KBS労組関係者と市民団体関係者らを大統領府に招待し、KBS社長の任命問題について意見を交わした。
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