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崔熙燮2塁打、大リーグ開幕戦ビッグ・ショー

崔熙燮2塁打、大リーグ開幕戦ビッグ・ショー

Posted April. 01, 2003 22:42,   

メジャーリーグでは新人を「一杯のコーヒー(A cup of coffee)」と呼ぶ。

ルーキーを扱うのはコーヒーを一杯飲むくらい容易いという意味。だが、1日にシェイ・スタジアムで行われたニューヨーク・メッツとのシーズン開幕戦で、5番中心打者兼1塁守備手のシカゴ・カブの崔熙燮(チェ・ヒソプ、24)は「コーヒー10杯」分の重さを発揮した。

慎重にボールを見分ける選球眼、まったく緊張などせずに同僚を励ます余裕、相手投手との勝負まで。ベテランも足が震える開幕戦に初出場する崔は、まったく「新人らしくない新人」だった。

1回無死3塁のチャンスでメッツ先発のトム・グラビンの外側チェンジ・アップに空振り三振された崔は、3回先頭打者としてマウンドに立つとすぐに名誉挽回。ワン・ストライクの後2球目のストレート・ボールを打ち、左中間のフェンスをワン・バウンドする2塁打を打ち込んだ。サイ・ヤング賞2回受賞に通算242勝を収めた、サウスポー投手の代名詞グラビンを相手に、初出場した開幕戦2度目の打席で記録した2塁打だった。

無死2塁のチャンスを作った崔熙燮は、1死の後、コリー・ペターソンの真ん中に打ち込んだ安打でホームを踏んだ。4対2で追われている中、ものにした貴重な追加得点。4回中堅手フライでマウンドを降りた崔は6、7回メッツの左腕ベーシクを相手に連続ボールを引き出し全て得点に成功した。9回戦では三振アウトされ、4打数1安打3得点。デビュー戦にしてはすばらしい活躍を見せ、カブスのベーカー監督からも「彼が勝利に導いた」とほめられた。

先発ケリー・ウッズが5イニング2安打2失点で好戦し、7番コリー・ペターソンの2ホームランを含めて、6打数4安打7打点でバッターを爆発させたカブスは、15対2で快勝を収めた。このゲームは1951年シカゴ・ホワイトソックスがセイントルイス・ブラウンスを17対3で大破してから最も一方的な開幕戦試合として記録された。

先月31日、テキサス・レインジャー対アナハイム・エンジェルスの1試合だけが行われ、この日が事実上の開幕日となった大リーグは、各チームがエースを総動員しての試合だったが、異変が続出した。

LAドジャースの日本人投手野茂英雄は、昨年投手3冠王に輝くナショナル・リーグのサイ・ヤング賞受賞者ランディー・ジョンソン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)と先発対決を行い、9イニング7奪三振4安打1ボール無失点で勝利投手となった。反面、6と3分の2イニング間9安打3失点の敗戦投手になったジョンソンは、92年から引き続いた開幕戦無敗行進(5連勝)にピリオドを打った。

ニューヨークのファンに初お目見えするメッツのトム・グラビンは、3と3分の2イニング間8安打5失点でイメージタウンし、アトランタ・ブレイブスの「制球力の魔術師」グレッグ・マドックスも、7イニング9安打4失点と不振。

だが、今年40歳を迎えるニューヨーク・ヤンキースの「ロケットマン」ことロジャー・クレメンスは、トロント・ブルージェイズとの試合で、先発6イニング3安打無失点で健在さを誇示した。この試合で、日本人打者の松井秀喜は、4打数1安打1打点でデビュー戦を飾った。ヤンキースは、相手捕手と衝突した看板遊撃手ジーターが左肩の負傷で少なくとも2週間以上欠場することになり、試合運営の初盤に大きな打撃を受けることになった。

アトランタのポン・ジュングンは、モントリオールのエキスポ戦で2対8の9回戦で登板し、1イニング間3安打2失点を記録した。



金相洙 ssoo@donga.com