携帯電話で映画やミュージックビデオなど、動画を鑑賞できるIMT−2000機種に新規加入したチョン氏(26・女)は、最近、代理店の勧誘で多様なマルチメディアサービスが体験できるうえ料金の優遇制度もあるという「体験顧客用」サービスを申請した。しかし、ミュージックビデオ3、4本などを鑑賞した利用料金は普段より約10万ウォンも高くなった。チョン氏は当初、「追加で月5000ウォンを出せば、3万パケットを使用できるという説明は聞いたが、『パケット』がどういうもので、利用料はどれぐらいなのか、理解できなかった」とし、戸惑いを隠しきれなかった。
移動通信会社が新しいサービスと料金制を発売し、利用者を混乱させている。難しい専門用語と概念をかかげ、消費者を混乱させ、利益をあげている。
▲消費者を惑わす専門用語〓SKテレコムは「1万ウォンで11時間無料通話」という広告フレーズでサービス施行3カ月間で66万7000人の申請者を確保した。しかし、実際、無料の優遇を受ける時間は消費者の期待に達していないとの結果が出た。
移動通信社は「秒」単位で料金を賦課するのではなく、「10秒〓1度数」という概念で計算するからだ。したがって、利用者はサービス料金1万ウォンを出せば、この金額で使用できる有料時間(1時間半)以外に、追加で9時間半(平日の午後の時間、10秒当り20ウォン基準)を無料で使用できると勘違いしているが、実際には平均4〜5時間ぐらいにしかならない。
度数概念を適用する場合、11秒だけ利用しても2度数を使用したことで適用されるからだ。
すでに20余万人が加入した無線インターネットマルチメディアサービス専用料金制も事情は同じだ。料金制の説明には、「月5000ウォンに3万パケット無料通話」などと書いてあるが、この「パケット」がどういう意味なのか、商品1つをダウンロードする時、予想される料金はどれぐらいなのかに対する説明はない。
マルチメディアサービスを利用した会社員のウ氏(27)は「ベル音ひとつをダウンロードしだけなの、1万ウォン以上にもなった」とし、「アクセスした時の画面には情報利用料(200〜900ウォン)だけ書いてあって、『パケット』に対する説明はなかった」と怒りを表した。
パケットは端末で転送される情報の量を表す単位で、一般的な音楽や動画ひとつの量は、4000〜2万パケット程度だ。したがって、ファイル1個当り6000〜3万ウォン程度の通信料が賦課される。
▲利用者自らが注意を〓現行法上、広告の内容と実際のサービスが期待以下だったり、詳細な利用情報を告知しなかったとして企業を規制する方法はない。そのため、利用者自らが注意しなければならない。
これに対し、SKテレコムの関係者は「高い利用料を請求された顧客は、現在一時的に無制限利用が可能な定額料金制に変更し、摩擦を減らしている」と話した。
金善宇 sublime@donga.com jaykim@donga.com






