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国情院長に人権派弁護士、特検は宋斗煥氏内定

国情院長に人権派弁護士、特検は宋斗煥氏内定

Posted March. 26, 2003 22:09,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は26日、国家情報院長(国情院)の候補者に「民主社会のための弁護士会」(民弁)初代会長を経験した高泳耈(コ・ヨング、65)弁護士を内定した。宋敬煕(ソン・ギョンヒ)大統領府報道官は、同日の定例ブリーフィングで「高弁護士は民主憲法確保国民運動本部の共同代表、韓国人権団体協議会の常任代表、民弁の会長を経験するなど、改革性の強い民弁出身で新しい時代にふさわしい国情院の位置づけと役割を見直すことができる適任者だ」と、人選の背景について説明した。

高弁護士は国会人事聴聞会を経て正式に任命される予定だ。

盧大統領はこの日、対北朝鮮秘密送金事件の特別検事(特検)に民弁会長出身である宋斗煥(ソン・ドゥファン)弁護士を任命した。

宋弁護士が現代(ヒョンデ)側の対北秘密送金の窓口だった外換(ウェファン)銀行の社外取締役を勤めた経歴について、宋報道官は「外換銀行は現代商船のメイン債権銀行だったが、事件当時の貸し出しを拒否しており、対北送金に関わったとしても、これは技術的な問題であるため、社外取締役としては介入の可能性が少ないと判断した」と説明した。

宋弁護士は、特検補2人と特別捜査官など捜査人材の選抜と事務室の確保などの準備期間を経て、来月14日までに捜査チームを取り揃えた後、本格的な捜査に着手する。



金正勳 jnghn@donga.com