米国と日本政府は、イラク戦争をきっかけに、北朝鮮が挑発行動に出る可能性に備えて、日本航空自衛隊の早期警戒管制機(AWACS)E767を東海(トンへ、日本海)上空に追加配備する計画だと、日本の各メディアが21日付で報じた。
朝日新聞によると、米国は最近「イラク戦争期間中、北朝鮮に対する警戒と監視を強化する必要がある」とし、日本にAWACSの東海派遣を要請して、日本政府がこれを受諾したという。駐日米軍が保有しているAWACSは1機に過ぎないが、日本自衛隊は4機を保有している。
米国は、今月初めに北朝鮮の戦闘機が米偵察機に異常接近した事件以降、AWACSを動員して対北監視活動を行ってきたが、イラク戦争中に北朝鮮のミサイル発射など東海上の異常兆候に対処するために日本の支援を要請したものとみられる。
これに関連して、東京新聞は、日本防衛庁は自衛隊のAWACSが収集した電子データと情報を初めて米軍側に提供することにしたと伝えた。防衛庁の高官は「イラク戦争中に北朝鮮が国際社会の関心を引くために弾道ミサイルの発射を再開する可能性がある」と話した。
朴元在 parkwj@donga.com






