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ハリウッドの映画関係者ら「コメディ映画賞」制定

ハリウッドの映画関係者ら「コメディ映画賞」制定

Posted February. 27, 2003 22:54,   

アカデミー賞など各種の映画賞が「芸術映画」に偏っているのに耐え切れなかったハリウッドの映画関係者たちが、自ら「コメディ映画賞(Comedy Film Honors)」を制定した。

25日から米国のコロラドのアスペンで開かれている「第9回コメディ芸術フェスティバル( Comedy Arts Festival)」の期間中に、今年初めてコメディ映画賞が制定され、フェスティバルの最終日の来月1日に授賞式が行われると、ニューヨーク・タイムズが最近報じた。

コメディ映画賞は、「最優秀コメディ映画」、「最優秀コメディ独立映画」、「最優秀デビューコメディ監督賞」、「観客賞」の4つの部門で構成されており、コメディ映画を作った監督、シナリオ作家、俳優、プロデューサー300人が選ぶ。

コメディ映画賞制定の中心になった映画関係者は、「愛しのローズマリー」、「メリーに首ったけ」などを作ったピーターとボビー・ファレリー兄弟、「恋人たちの予感」の俳優であるビリー・クリスタル、コメディ映画に主に出演してきた俳優スティーブ・マティンなどだ。

「体にいい薬(いい映画)は必ずしも苦いものばかりなのか(重苦しくて真剣な内容になるべきか)、甘くても体にいい薬(コメディ映画)もある」というのが、彼らの主張だ。彼らは、厳しいアカデミー側が、コメディ映画に作品賞を贈るどころか、候補にさえあげることを嫌がっていると非難している。

今年、アカデミー作品賞にノミネートされた映画は、「シカゴ」、「ギャング・オブ・ニューヨーク」「The Hours」「ロード・オブ・ザ・リングス(指輪物語)—二つの塔」、「ピアニスト」。ミュージカル映画の「シカゴ」を除けば、すべてまじめな映画だ。それに対し、昨年、米国のボックス・オフィスで上位10以内に入った映画のうち、半分の5作品がコメディ映画だった。

コメディ芸術フェスティバルの総監督であるステュー・スマイリーは「コメディ映画は、映画史に大きく寄与しているにもかかわらず、作品性や創造的な面では認められていないのが現状だ。デビッドとジェリー・ジューカー兄弟監督が作った「エアープレーン!(1980)」や「アニマル・ハウス(1978)」などは、きちんと評価されなかった惜しい傑作だ」と話している。

受賞者を発表するまで緊張感が漂う一般の授賞式とは違って、コメディ賞は前もって受賞者を発表する。今年は、ヒュー・グラントが主演した心温かいコメディ映画「アバウト・ア・ボーイ」が「最優秀映画賞」を、500万ドルという低予算で作られた「わたしのギリシャ式のウェディング」が「最優秀コメディ独立映画」と「観客賞」を受賞した。



康秀珍 sjkang@donga.com