チャレンジはいつも人を感動させる。不自由な体を不屈の意志で乗り越えた障害者たち。彼らのチャレンジ精神はさらに感動的だ。
14日、江原道平昌郡(カンウォンド・ピョンチャングン)フェニックスパークで開かれた、第1回韓国障害者スキー協会長杯スキー大会。身体障害、視覚障害、知的障害など4つの部門に分けて開かれた同日の大会には、約50人の身体の不自由な選手たちが出場し、思う存分スロープを滑り降りた。5年前に、兵役服務の際の交通事故で、右足を失った李ファンギョンさん(30)。
障害者スキーの韓国代表選手として、一つの足と両腕でスキーを滑る「3トラック」を見せた李さんは、「勇気を出して不自由な自分の姿を見せながら、出場した選手たちに拍手を送る」と述べた。
また、李さんは、「一般スキー場で身体の不自由なスキーヤーをたくさん見られる日が来てほしい」と話した。700mのスロープを滑り降りた同日の大会では、知的障害部門の李ヨンソク氏が1位を占めた。
李元洪 bluesky@donga.com






