
「ダニエル・リーはなぜこんなに静かなの」
こうしたチェロ音楽ファンの疑問は自然なものかもしれない。
1998年の年末、18歳で米国リンカーン・センターでデビュー演奏、デカサでのデビューアルバム発売、故国での初のリサイタルと重なり、「ハンナ・チャンと一緒に世界チェロ界をリードする韓国の顔」として注目を浴びていた期待株。だが、4年が経っても次のアルバムの知らせはなく、その後、故国での公開演奏も二度のオーケストラとの共演ステージで終わった。つかの間のスポットライトで、次第に忘れ去られていく存在だったのだろうか。
そうではなかった。4年間彼は大きな一歩を音もなく静かに歩んできた。彼はニューイングランド音楽院の専門演奏者過程を経て、シンシナティ交響楽団、フィラデルフィア・オーケストラ、クリーブランド交響楽団など米国の最高楽団との共演を通じて、次世代の巨匠として、立地を固めてきた。超ファースト・クラスの演奏者にだけ送られる招待状に当たるマルボロ音楽フェスティバルに招待された。01年には米音楽界が次世代の演奏者に授与する「保証手形」のエイバリー・フィッシャー・カリア・グラント賞を取った。
大いに成熟した表情と技量で二度目の「ダニエル・リー」の旋風を予告している。4年ぶりにデカサでブラームスのチェロソナタ二曲を録音した二番目のアルバムを発表し、2月24日午後7時30には芸術の殿堂のコンサートホールでやはり4年ぶりの国内リサイタルを開く。
発売日に先立って入手した新しいアルバムをかけてみた。彼の音色は常にそうであったようにしっとりした質感で耳に触れてくる。その点で重厚で堅苦しいブラームスのソナタはすばらしい選択だ。彼が故国のファンの前で披露するプロコピエフ、ショスタコビチなどロシア音楽家の「敏速な」即物主義とは違った快さを鑑賞することができるだろう。
来月24日の芸術の殿堂のリサイタルで、彼は驚くほど多くのレパートリを演奏する予定だ。メンデルスゾンのソナタとベートーベンのソナタ3番、新しいアルバムに収録されているブラームスのソナタ1番など、ソナタ全曲だけでも3曲だ。パガニーニ「ロッシーニのオペラ『モーセ』の主題による変奏曲」や彼自信が編曲した韓国民謡なども演奏される。チャン・ヨンジュとイ・ユラなどのステージでおなじみのピアニスト、ロバート・クェニックが伴奏をする。ロバートは新アルバムでもダニエルと呼吸が合っている。
「両親は何をしているのかね」という質問に「FBI」と応え、師匠の演奏楽譜に旅行雑誌のビラを挿んで、演奏の途中師匠を慌てさせたという闊達なワンパク坊主。4年ぶりに見るやんちゃなダニエル・リの顔が早く見たい。2万〜5万ウォン。1588−1555、02−751−9606〜9610。
劉潤鐘 gustav@donga.com






