Go to contents

米、イラク国境の砂漠で大規模な演習

Posted December. 22, 2002 22:25,   

▲米軍、最大規模の演習開始〓米国は5万人をさらに派兵するのに続き、21日はイラク国境に近いクウェートの砂漠で、91年の湾岸戦争以来、最大規模の軍事演習を開始した。米第2旅団と第3歩兵師団に属す部隊は同日、イラクの国境地帯からわずか数キロ離れたクウェートの砂漠で、戦車とブラッドレー機甲車両などを使って、二日間の日程で、実弾射撃演習を始めた。なかでも第2旅団は、M1A1戦車を中心に、イラクのざん壕と地雷地帯とほぼ同じ形に作られた目標物を対象に、進撃する訓練を行った。

米紙ニューヨークタイムズが22日報じたところによると、米中央情報局(CIA)関係者らは、ここ数週間、イラク北部のクルード族関係者らの協力を得て、偵察兵と通訳として養成する候補者を選抜してきたという。

同紙とワシントンポストなどは21日「米国は早ければ今週末、国連の兵器視察団にイラクの大量破壊兵器(WMD)隠とく候補地など、主に偵察衛星を通じて収集した情報を提供するはずだ」と報じた。ホワイトハウスはこれまで、国連側に情報を提供する場合、その情報がイラクに流出して証拠がいん滅される可能性があると懸念の意を示してきた。

▲マスコミを通じた戦争雰囲気の醸成〓英紙サンデーテレグラフは22日「米英軍は、対イラク攻撃を行う時は、まず海兵隊を動員して、イラク南部のバスラに最大規模の上陸作戦を展開する計画を立てた」と報じた。同紙は「英国上陸部隊の規模は、海兵5500人を含めて、少なくとも4万人で、ここ20年間で最大となる」とし「米国では2つの海兵遠征部隊が動員されるだろう」と付け加えた。

サンデータイムズも同日「専門家らは『戦争は2日で終えられる』と自信を持っている」と伝えた。同紙は、猛烈な空爆を行うとほぼ同時に、地上軍がバグダッド入りする、予想すらできない両作戦の結合は、フセイン政権の「内部破壊」を誘導するためのものだと説明した。

▲中東、対米非難の声を高める〓サウジアラビア、クウェート、バーレーンなど湾岸協力会議(GCC)の6つの加盟諸国は21日、恒例の首脳会談を開き、国連兵器視察団に査察の早期終了を求め「イラクの安保と領土の保全、独立などは尊重されるべきで、内政への干渉も排除されるべきだ」との立場を強調した。GCC加盟諸国でないシリアも「イスラエルが保有しているWMDについては目をつぶっている米国が、イラクだけを問題視している」としたうえで「対イラク攻撃の名分がない」と米国への非難の意を示した。

一方、イラク外務省は90年のクウェート侵攻の時に奪ったクウェート王家の資産の一部を返したいとの考えを示し、クウェートへのゆう和策を取っている。



朴來正 ecopark@donga.com